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できごと
【橋下vs文楽】公開面談詳報(2)「食べられるのは50歳になってから」「1億の税を入れている」おカネをめぐるシビアなやりとり続く
橋下市長「僕が問題意識を持っているのは、文楽協会の『見える化』が不十分だということです。大阪市では、経済的に苦しいご家庭がたくさんいらっしゃっる。子供たちの助成金、補助金の新しい制度をたくさん作っています。しかし給食や塾も、個人が受け取る場合は、所得要件が必ずつきます。それが本来の補助金のルールです。相当な補助金の申請書とかもあります。そこまでを技芸員の皆さんに当てはめるかは別にして、その辺をしっかり審査させていただかないと」
《橋下市長の発言に、「その話は今、初めて聞いた」「(今まで)漠然ともらってきた」という技芸員も。一方で別の技芸員が「われわれの世界で、平均的にご飯を食べられるようになるのは50歳」と芸の世界の厳しさを訴えると、橋下市長が何度もうなずく場面も》
竹本津駒大夫さん「事業補助に関してお話ししたい。文楽という芸能の世界は、8月にアフリカのアルジェリアまで行って高い評価をいただいたが、大阪に限った事業とは限りません。大阪市からの補助金が大阪に限って出されるということをされると、非常に動きにくいという実情もあります」
橋下市長「文楽のPRということを考えれば、上演する場所は大阪市に限らないと思っています」
《こう答えた橋下市長は、表情を引き締め、言葉を続けた》
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