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オスプレイの騒音 カラオケ店内と同程度
10月2日 13時10分

アメリカ軍の新型輸送機、オスプレイが、1日に沖縄に到着したのに合わせて、沖縄県が基地の周辺で音量を測定した結果、最大で89.2デシベルと、工場やカラオケ店の中と同じ程度の音が確認されました。

沖縄県は宜野湾市と協力して普天間基地周辺の8か所で、基地から発着する航空機の音量を常時、測定しています。
オスプレイが普天間基地に初めて到着した1日も測定し、その結果が2日公表されました。
それによりますと、オスプレイの飛行コースの真下にあたる、基地に隣接する宜野湾市の上大謝名地区では、5機目と6機目が着陸した時間帯に最大で89.2デシベルが確認されました。
この数値は、一般的な工場の中やカラオケ店内と同じ程度の音量だということです。
この地点では、昨年度、最大で118.2デシベルの騒音が測定されていて、沖縄県の環境保全課は、「きのう確認されたデータは著しく大きい数値とはいえないが、今後も測定を続け、安全面だけでなく騒音の面でもオスプレイを監視していきたい」と話しています。

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