朝はやっぱり可奈のお腹空いたで始まった。そして流れのようにレストランに行き、みんなでパンを食べた。焼きたてホヤホヤのパンだ。みんな「うまい」や「おいしー」など口々に言いながら食べた。
あ「ごちそうさまですた」
ち「ごちそうさまでした」
か「ごっちー」
り「ごっそさん」
あ「ねーもーいこ!」
か「そうだね」
ち「早くしないと新幹線の時間きちゃうもんね」
あ「うん!」
り「じゃー行きますか」
ホテル代を払って衣服のカバンは先に郵送を済ませてから買い物に出かけた。
あ「わーすごーい」
か「広いねw」
ち「これは見回りがいがありそう」
り「うっ^^;」
か「さーいっぱい見て欲しいの買うぞー」
り「はいはい」
このときのために大量に金を持ってきたと言っても過言ではない。
あ「この服似合う?」
り「うん、いいと思う」
あ「でも高いな…」
り「買ってあげる」
あ「いいの?」
り「うん」
あ「やったー」
か「涼、この腕輪よくね?」
だいぶごっつい腕輪を指差しながら言ってきた。
り「変わるんじゃなかったの?」
か「だってなんかいいじゃん!」
り「そういう甘えが自分を変えれない原因のひとつなんじゃないの?」
か「じゃーお前がこれ買って、うちがこっちの細いの買ってもらうっていうのは?」
デザインが同じ細いの言ってきた。
り「買ってもらうこと前提かよw」
か「どうせもってんだろ」
り「しょうがないなー」
ち「涼くん、この香水いいと思わない?」
ボクが好きな匂いだった。
り「ボクは好きだな」
ち「ほんと?じゃー買って♪」
り「はいはい」
あ「のど渇いたー」
か「あそこにおいしそうなジュースのお店がw」
り「行ってみるか」
あ「うん!」
たくさん種類があって悩み性の綾香は苺ジュースかブルーベリージュースで悩んでいた。
り「ボクが苺にして、綾香がブルーベリーにする?」
あ「うーん…じゃー逆で」
り「あいよー」
か「バナナー」
ち「りんご」
り「はいはい」
込み合う時間じゃなかったからすぐに買えた。
あ「うーんおいしい♪」
か「ほんと、バナナ独特のちゃんとした味だ」
ち「おいしい♪」
り「交換する?」
あ「うん!」
か「うちもー」
ち「私も」
り「これだと仲良し4人組になっちゃうんだけど…」
か「別にいいじゃん」
り「そうじゃなくて…」
ち「あーそっか」
か「?」
り「気付け!綾香だけボクとちゃんとデートらしいことしてないだろ!」
か「あーなるほろー」
あ「涼くん、気にしないでいいよ。楽しいし」
り「お前だけ時間も短いんだぞ?」
あ「うん…でも…」
り「もっとがつがつしたらどうなんだ?」
あ「え?」
り「うじうじしてるとこあんま好きじゃない」
あ「う、うん。じゃー二人だけで交換しよ」
り「いいよ」
千佳と可奈がこそこそ話している。
か「綾香泣かなかったな」
ち「そうだね」
か「なんか一歩先に行かれた感じ…」
ち「私たちも成長しなくちゃね」
か「うん」
り「どうかしたか?」
か「いや、なんも」
り「そか」
ち「さーて次は服みようっと」
か「うちも~」
ささっと飲み干して行ってしまった。綾香とボク二人っきりになった。
り「どこか行く?」
あ「アクセサリー見たいな」
り「じゃーいこっか」
あ「うん」
先にボクが歩き出してちょっと前を歩いていたら急に後ろから手を握ってきた。
あ「てーつなっご」
り「お、おぅ」
いろんなところを見て回り、2つで迷っていた。
あ「ねーどっちが似合うと思う?」
り「両方かな」
あ「そっか…」
り「いっそ両方買うか!」
あ「いいの?」
り「いいよ」
あ「やったー」
綾香に似合う落ち着いた感じのかわいいアクセサリーを買ってあげた。
するとケータイに電話が
か「涼、3階のお店きて」
り「は?」
か「千佳とうちの服かってー」
り「はいはい」
言いたいことを伝え終えたとたんに切りあがる…そういうところ直せよと思いながらケータイを閉じた。
あ「どうかした?」
り「さっきのお店いくぞ」
あ「え?あ、うん」
すぐに向かいついたら
か「お!やっと来たか」
り「で、どの服?」
か「これとこれがうちで」
ち「これが私」
可奈は女の子らしい服を自分で選び、しかも似合う服と来た。千佳は薄いピンクのワンピース。
り「はいはい、買いますよ」
か「サンキュー」
り「おれはパシリか…」
か「似たようなもんだろw」
ち「可奈ちゃんそれは違うよw」
あ「そうだよ。涼くんがいなきゃこんなに買えなかったじゃん」
か「たしかに…」
り「いいっていいって」
ち「ありがと」
り「はいはーい」
ボクと綾香が手を繋いでいるのを見て
か「なんだかんだでデートぽいことしてんだな」
あ「うん」
ち「よかったね」
あ「涼くんの手ね…温かくて安心するの」
か「あーわかる気がする」
ち「たしかに守られてる感はあるね」
り「ささ、新幹線の時間来ちゃうからまだ買うものないか確認して」
か「あー香水!」
ち「みんなの分も買ってもらといたよ」
か「さすが千佳!」
あ「ありがとー」
り「千佳は俺が好きな匂い知ってたの?」
ち「知らないよ」
り「一発であてるからそうかと…」
ち「まぐれまぐれ」
あ「そだ!涼くん服買わなくていいの?」
り「普段着ないからいいよ」
か「へー」
り「スーツにシャツだから」
ち「そうなんだ」
あ「かっこいいかも」
か「あと何時間?」
り「駅はすぐそこだからいいとして、あと1時間半」
あ「なら3着選ぼう」
り「だれの?」
か「涼の!」
ち「一人1着ね」
あ「はーい」
3人はすぐさま4階に行き、選んでくれた。
3人とも真剣に選んでくれたし、断れないから全部買った。
か「じゃーそれぞれの時にそれ着て来てね」
り「お、おぅ」
帰りの電車の中で隣に綾香が座ってそっと手を握ったら寝てしまった。
千佳も可奈も寝ていた。ボクはちゃんと起きて降りる駅で3人を起こし、それぞれを家まで送り届けた。
つづく