「知る人ぞ知る会社」。エヌ・イー ケムキャットは、よくそんなふうに言われます。一部の化学系の学生の方にはよく知られた会社ですが、「あまり聞いたことがないな」と感じていた人にとっては、入社してから、意外な知名度の高さにびっくりされることが少なくないようです。貴金属を主原料とした化学会社であり、展開する「化学触媒」「自動車触媒」の2つの事業では、メジャーブランドとしてその地位を確立。社会に出てみて、会社の存在感がわかる、という会社なのです。
世の中には、当社の事業が介在して初めて、商品やサービスが世に送り出される、という分野も実は少なくありません。実際、私たちは、日本を代表するさまざまな業界のトップ企業をはじめ、多くの企業と取引を行っています。当社の作る2事業は、独自のノウハウ、あるいは高度な開発力によって生み出されたクオリティの高いもの。化学、自動車産業の市場はそれぞれ巨大な市場ですが、その中でもニッチな分野において、当社は高い競争力を誇っています。
「化学触媒」ではエネルギーから石油化学、医薬品、ファインケミカル、公害防止。自動車に用いられる「自動車触媒」。実は幅広く、しかも身近なところで欠かせないものになっているのが、当社の2つの事業。さらに、環境問題という現代のキーワードにもマッチ。ニーズはますます高まりを見せています。
事業としての将来性や、社員587名(2011年4月末日現在)で売上高557億円、経常利益67億円(2011年3月期実績)という高収益体質もさることながら、もうひとつ、私たちがぜひ注目してほしいのは、ちょうど頃合いの良い企業規模です。多くの社員が語るのは、「それなりの規模はあるけれど、全体もまだ見通せて、とても居心地がいい」。そして、まだ未完成の部分もある、これからも成長する会社。たくさんのチャンスのある会社です。