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メタンハイドレート 日本海での調査要望10月3日 14時14分
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次世代のエネルギー資源として期待されている、天然ガスの一種「メタンハイドレート」の開発を日本海で進めようと、3日、沿岸の自治体が、採掘調査を本格的に進めるよう国に要望しました。
日本海では、天然ガスの一種で次世代のエネルギー資源と期待される「メタンハイドレート」の存在が確認されていますが、埋蔵量が把握できないなどの理由から、国は採掘に向けた本格的な調査を現在行っていません。
このため、日本海沿岸の1府9県で作る資源開発の協議会が、日本海でのメタンハイドレートの開発に向けた取り組みを本格的に進めるよう国に要望したものです。
3日は協議会の会長を務める京都府の山田知事らが資源エネルギー庁を訪れ、今後の海洋調査について予算面で支援することや、採掘のための技術開発を進めること、さらに、大災害の発生に備えて日本海側に天然ガスの供給網を整備することを求めました。
要望書を提出した山田知事は、「アメリカでシェールガスが採掘可能になったように、新しい技術によって眠れる資源が目を覚ます可能性がある。今こそ日本海側にスポットを当て、20年、30年先の日本のエネルギー政策を変える可能性のある海洋資源の調査に踏み切ってほしい」と述べました。
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