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連載記事

EM

 EMフェスタ2005
 〜ウェルネスアイランド沖縄とEM技術の未来〜

 リゾートホテルをEMで『蘇生』


今回の開催地・ホテルコスタビスタ沖縄

 環境浄化や農業のみにとどまらず、医療や健康増進など幅広い分野で利用され、世界規模で広がりを見せているEM。その最新技術や事例発表などの情報交換の場として、このほど「EMフェスタ2005」が沖縄県で開催された。

 この「EMフェスタ」は有効微生物応用研究会発表大会としてスタートしてから、今回で二十二回目の開催となる。初めて会場となった「EMウェルネスセンター&ホテルコスタビスタ沖縄」は、「ウェルネス(心身の健康維持・増進)」のためにEM技術を組み合わせる「EMウェルネス」と、沖縄県のテーマであるウェルネスアイランド構想を具現化させた施設として、二〇〇五年九月に開業したもの。今回のEMフェスタでは、ウェルネスアイランド構想とEM技術の未来、そしてこのEMウェルネスセンター&ホテルコスタビスタ沖縄でのさまざまなEM活用を中心に事例発表が行われた。


屋上菜園ではEMによる野菜栽培が行われる。

 このホテルの建物はもともと十数年余り放置され、とても使用できない状態だったが、沖縄が日本に復帰した頃に建てられ、繁栄した文化的側面や、取り壊したときに大量発生する廃棄物が環境に与える影響を考慮し、建て替えずに再生されたもの。EM技術をさまざまな場面で活用することにより、従来の常識では想像もつかないほど低コストで高品質の再生が可能となった。また、EM効果により時間の経過と共に建物全体の蘇生作用も強化される。


事例発表の様子

 EMウェルネスセンターとホテルコスタビスタ沖縄が目指すのは「病気にならない身体をつくる」ことである。自然の栄養素を豊かに取り入れた食事や、穏やかなリラクゼーション効果と癒しを提供するEMスパ(四月開設予定)など、EMが持つ自然の力を活用し、病気にならない身体作りと自然治癒力の向上を目標に、一人ひとりの体質に合わせた健康法を学ぶサービスを提供する。


比嘉節子さんを囲んで

 EM発信の地・沖縄において、新たな産業の先導役としても利用され始めたEM。究極の目的でもある「望ましい未来型の共存共栄社会の構築」の実現に向け、大きな一歩を踏み出したと言えよう。

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