EMフェスタ99 > ご挨拶

ごあいさつ



 実行委員会を代表いたしまして、御挨拶をさせて頂きます。 

 EMのふるさと沖縄で行われるこの大会は、国内外のEM活用事例の研究発表のみならず、さまざまなイベントを企画したEMフェスタ'99として開催することができましたことを、お集まりの皆様と共にお喜び申し上げたいと思います。
 今回の研究発表大会は2日間にわたり、海外を含め素晴らしい事例が発表されます。広島県の焼家晃さんの「EM善循環型地域づくり」にはじまり、ラストの具志川市長によります「EMによるいやしのまちづくり」まで、それぞれの先進事例をじっくり味わってみたいと思います。
 EMフェスタ'99のテーマは三つありますが、一つは「EMによる地域づくり」足利市での取組の様子を、展示棟におきまして今回初めての試みでありますポスターセッションという形でお伝えして頂きます。また、私の勤めております具志川市役所でも「EMによる街推進プロジェクトチーム」が発足いたしまして、市民生活のあらゆる分野でEM活用を進めている様子をご説明いたします。 
 二つ目は「ダイオキシン問題」です。現代文明が引き起こしたこの恐ろしいダイオキシンを、EM技術で安全、且つローコストで簡単に解決してしまいます。EM研究機構の宮島さんによる研究発表や同じくポスターセッションでも詳しく説明をいたします。
 また、パネルディスカッションでは今回はじめて福本参議院議員にパネリストとしてご登壇頂きます。先生は焼却場における現場調査をもとに国会の場で鋭い質問をされたことは記憶に新しいものでございます。
 三つ目は「EMによる水処理技術」です。私共の命にとって一番大切な水資源の保全については、まさに人類の大きな課題であるかと思います。今更ながら地球規模の汚染が進む中で、この問題の解決に取り組む必要性を痛感しているのであります。守谷町における下水道の事例は守谷町役場の浅野様にこの会場で発表して頂きますが、沖縄県本部町における環境保全型の下水処理及び具志川市立図書館におきまして、高度処理水の成果につきましては、ポスターセッションで詳しく説明をさせて頂きます。
 その他にも教育福祉分野、環境および工業などの分野などの発表や、専門分科会、ミニセミナー、EM商品展示、EMお食事処が会場いっぱいに展開しております。どうぞ皆様、この2日間たっぷりEMを楽しんで頂きたいと思います。
 また、今大会は併催事業といたしまして「W.I.E.C.国際エコロジー癌学会」を隣の会議棟で進めております。医学関係者とのEM交流も大いに深まるものだと期待しております。
 今大会のポスターなどで広く用いております絵画のことでございますが、沖縄出身で世界的にご活躍されております現在フランスのパリにお住まいの幸地学さんが、EMワールドを意識して描いていただいたもので、この第16回大会のためのオリジナル作品であります。
 結びになりましたが、今大会にご後援いただきました沖縄県をはじめ、市長会、町村会各市町村及び各団体にはたいへん大きな励ましを頂きました。そしてアメリカをはじめ、遠路はるばるお越し頂きました発表者の皆様、厳しい経済環境の中で、たくさんの援助をしていただきましたEM関係者や企業の方々、深く感謝申し上げると共にボランティアで大会の実行委員としてに結集された皆さんにはたいへん貴重な時間をこの大会及びにフェスタにささげて頂きましたことに対し、心から感謝を申し上げまして御挨拶とさせて頂きます。


平成11年  11月6日
有用微生物応用研究会第16回発表大会 
大会実行委員長 知念信正