●司会/霜田勝(EM-X医学研究会事務局長) ●挨拶/岡本丈(EM-X医学研究会会長) ●EM-Xの最新情報/比嘉照夫教授 ●報告[乳癌に関するEM-X治療]/カリダ・ウスマニ(パキスタン国立女子医学大学学長) ●報告[EM-Xによる抗酸化・抗老化・抗ストレスに関する研究]/柯彬(EM研究機構) ●臨床事例報告/田中茂、後藤誠一、小澤博樹、三枝博 「EM-Xの大いなる治癒力」と銘打った分科会の冒頭、岡本丈EM-X医学研究会会長は「欧米においては、西洋医学に見切りをつける医師が多い。効くものは効く、治るものは治る。近代医学を補完するものとして、世界に冠たるものがEM-Xではないか。動物実験や臨床実験を重ねて、一日も早く医学界に認知させたい」と挨拶。 続いて、比嘉照夫教授が登壇。「EM-Xの効果の根源は、いろいろなタイプの抗酸化物質と波動を持ったミネラルの組み合わせということになる。抗酸化物質がビタミンのみならず、多糖類や他にもあることが分かってきている」と述べ、幾つか分子や砂漠の植物の事例を出して説明を加えた。 そして「EM-Xを用いることで免疫を司る各細胞が活性化されることも分かってきている。インタールーキンのバランスが崩れると免疫が低下するが、それが良好な状態になる」と、EM-Xの最新情報を紹介した。 次にに活用事例を発表したパキスタン国立ファテマ・ジナー女子医学大学学長のカリダ・ウスマニ女史が登壇し、「乳癌に関するEM-X治療」を報告。「EM-Xは有用微生物がつくりだした抗酸化物質である」と前置きし、自然の中にある抗酸化物質のビタミンC・A、フラボノを紹介。「体内から得られる抗酸化物質に微量の銅、亜鉛、鉄などがあり、EM-Xもそれらを含んでいる。EM-Xが体内に入って数秒でフリーラジカルを駆逐、免疫機能を高める」と切り出した。 癌患者に告知せずに行ったEM-X投与の臨床事例、乳癌患者の症状と治療状況をスライドで紹介しながら1例1例説明を展開。中には地域信仰のブードゥ教で治ると信じている人もおり、手術不可能になって病院に担ぎ込まれることも報告。目を覆いたくなるスライドもあり、映し出される度に会場から溜め息が漏れた。 患者の特徴として<1>30〜49歳に発症<2>平均18.9歳で結婚<3>平均子供の数が5人で、18ヵ月母乳で育てる<4>癌の大きさが4〜4.5センチ―を挙げ、「パキスタンでは若くして結婚、母乳で育てる人に癌が多い。ブードゥーを信じる人のほとんどが(他の地域へ)移動すること無く1ヶ所にいるので、環境の悪化が癌患者を増やしていると思われる」と、背景を述べた。 臨床事例から「手術不可能だった乳癌患者にEM-Xを与え続けたところ、今は手術可能な状態になっている。手術した人でも生存率はEM-Xを与えることで延びている。が、短期間のことなので、もっと続けて事例を見ていきたい」と今後の取り組みへの決意を語った。最後に、カリダ女史の19歳の娘が突然血尿が出て、検査したらタンパクが多かった。EM-Xを与えたところ、血尿が止まり、タンパクも良くなり、フェモグロビンも正常になり、現在医大で学んでいることを紹介して報告を終えた。 飛行機の都合で埼玉に戻る田中茂和光市長(医学博士)が登壇し、良性腫瘍の男女へEM-X投与例を示し「500cc飲んだところ、3分の1は腫瘍が小さくなった」と、その効果を説明。 中国出身で琉球大学で研究し現在、EM研究機構で研究を重ねる柯彬(カフィン)女史が、ショウジョウバエやマウスで実験した「EM-Xによる抗酸化・抗老化・抗ストレスの効果に関する研究」を発表。 柯さんは、老化には<1>プログラム説<2>分子傷害説―の2説があることを説明した上で、ショウジョウバエの雄、雌それぞれ50匹に毎日EM-Xを与えたところ、41日の寿命が平均して53日に延びたことを折れ線・棒グラフなどのスライドで紹介。率にして9〜13%も生存期間が延びた、という。 引き続き、悪環境によって増えるストレスをマウスを用いて、人工的に作り出した無酸素状態、水中での水泳、高温での実験、食細胞の貪食機能実験をイラストや写真のスライドで示し、「EM-X投与で寿命延長作用、抗酸化、抵老化作用を持つことが認められた。また、無酸素に対する抵抗能力を増加させることができ、マウスの水泳時間を延長させ疲労に対する耐久作用も確認できた」とまとめ、最後に「強い抗酸化作用を持ち、免疫力を高める飲料水だ」と結論づけた。 福岡県でクリニックを開く後藤誠一医師は1994年8月以降、EM-Xを各種患者の治療、健康維持・増進に適用してきた臨床例を数値を示して報告。その際、北里研究所の協力を得たことも伝えた。後藤さん自身は使用初めのころは「半信半疑」であったと述べ、事例紹介に移った。 96年に甲状腺癌の症状に気付いた56歳の女性の臨床例から紹介。この女性は他の医療機関に入院し2ヵ月治療を受けたが、症状や所見の改善が見られず退院。後藤さんのクリニックを訪れ1日300ccを3回、EM-Xを飲み3ヵ月は改善が見られなかったが、8ヵ月間EM-Xのみによる治療で癌細胞が縮小した。「EM-Xだけで縮小し症状が好転した。ところが本人が安心したのか、これまで毎日飲み続けたものを時々使用したため、前の状況に戻り、残念ながら死亡した」と、沈痛な表情で報告。 続いて右頚部癌の51歳の女性を紹介。97年に本人が気付き、口が開かない状況のため話もできなかったが、今年1月に来院し抗癌剤とともに1日90〜100ccのEM-Xを飲み、症状が改善したことを説明。 「肺癌」「肝臓癌」「大腸癌」「C型肝炎」「慢性関節リウマチ」「パーキンソン病」「糖尿病」「アトピー性皮膚炎」の各種患者にEM-X飲用のアンケート調査の数値を細かに示し、「慢性関節リウマチでは19人中4人が顕著に改善し、アトピー性皮膚炎は5人中3人が軽〜中度の改善を見せたことから、効果があるのか、との実感をもった」と話し締めくくった。 有用微生物応用研究会発表大会ですっかりお馴染みの小澤博樹医師が壇上に進み、自ら取り入れている抗酸化療法について「EM-Xだけでなく無農薬栽培の玄米と野菜を併用することで抗酸化力をアップさせることができる」ことを話し、スライドを使い事例を紹介した。 「酸化作用」として農薬や化学肥料を使用した農作物、白米など精白された穀物、肉類、卵、牛乳、缶詰、インスタント食品、冷凍、砂糖、アルコール飲料、喫煙、食品添加物に加え医薬品、抗癌剤、コバルト療法は発病、発癌、老化を促す事を説明。 「抗酸化作用」の有機農法産農作物(玄米などの完全穀物、野菜)や海藻、さらに味噌、醤油、漬物などの醗酵食品、EM-Xは健康維持、病気治療につながることを詳細に説明した上で、 「病気というのは長年の食生活の積み重ねの結果なので、生活改善しないでEM-Xだけで、というのは駄目だ。EM-Xを取りながら生活を改善することが大切」と強調し、その一例としてアトピーの赤ちゃんを治療するため、母親に玄米とEM-Xの抗酸化食事をしてもらい、その母乳を赤ちゃんに与えたところ改善が見られたと語った。 「入院中に抗酸化食事で症状が改善しても、退院して元の生活に戻ると改善した症状も元に戻る。だから、病気に対して食生活の大切さを分かってもらいたい」と力説し、事例報告を終え降壇した。 最後に報告に立った三枝博医師は「EM-Xは飲めば飲むほど、本人を改善しようとする力が蓄積していく。ところが改善を邪魔するものがその人の心だ」と前置き。 69人にEM-Xを与え著効、有効例は23例で疲労回復22例、風邪を引かない10例、便通が良くなったが13例となったことを紹介。「注目してほしいのは、風邪を引かなくなったということだ。昔から風邪は万病の元と言われ、結核や脳膜炎など多くの病が初期症状は風邪に似ている。病気になるには、それだけの原因がある」と語った。 次いで判定効果として69例のうち有効と答えた人は48例で、著効の16例を合わせると92.5%に上るが、無効も5例あったことを紹介。「食後にEM-1号を飲むと、それが腸の中でEM-Xに変わるのではないかと思い、病院で試したことがある。効果はまだ分からないが、患者の中にはEM-Xと1号を混合した方が良い、と言う人もいるほどだ」と述べ、老人性疾患にも効果があることを申し添えた。 また、「子宮癌4人の内、1人にEM-Xを飲んでもらったところ、その人は助かり他の3人は他界した。パーキンソン病の薬は副作用が強いが、EM-Xを飲むことで副作用を抑えられた」と臨床例を話した。また病院で体の治療だけでなく、精神面からの改善を促すため討議を実施していることを紹介し「過剰な活性酸素をつくる自分の思いを変え、高い次元から発想するように努めてほしい」と求めて報告を終えた。 |
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