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特別セミナー
EM-Xが生命を救う
田中 茂 埼玉県和光市 市長   (医学博士)

 皆さんご存じのようにEM-Xは活性酸素をやっつける事ができます。今回はまず、活性酸素がどういうものであるのかという事から入ります。
 人間が肺から酸素を吸いますと、そのうちの2%が活性酸素になります。活性酸素はヴィールスや細菌をやっつける側面もございまして、人間の防御機能の一部ではあるんです。しかし40歳頃を過ぎますと、自分の体の中の不必要な活性酸素を消去する力が減ってきます。従いまして活性酸素が遺伝子を攻撃して、遺伝子の細胞に変化が起きます。遺伝子というのは細胞の核の中にありますので、その遺伝子がやられるものですから色々な病気がおこる。
 老化も遺伝子の障害によって起ると言われています。その活性酸素をEM-Xがが攻撃すると、40をすぎてもEM-Xを飲んでいれば老化を防げるし、病気にならずに済むという事なんです。
 活性酸素を攻撃するものというのは2千種類ぐらいあります。これをSODと名付けております。スカベンジャーとも掃除屋とも言います。そのスカベンジャーは皆さんよく御存じかと思いますが、葡萄酒の中のポリフェノール、それからビタミンE、C、A、これも活性酸素をやっつけてくれます。
 今、赤ワインがよく飲まれますのはポリフェノールがあるからなんですが、EM-Xの活性酸素攻撃力と、ポリフェノールを比べますと、EM-Xの方が何百倍も強い。おそらく地球上のスカベンジャーの中では最強だと思われます。他のものが仮にあったとしても、分子量が20000などと大きくては意味がありません。人間の体は分子量が5000以上のものは吸収できないのです。EM-Xの分子量というのは非常に小さいので、全部人間の体の中に吸収できます。
 医者でも活性酸素が知られきたのはつい最近のことです。
 どういう事から知られたかといいますと、循環器の病気で、心臓の冠動脈が詰まって心筋梗塞を起こす。この場合、バイパス手術等の手術をします。その時に一時血流を止めます。それで手術が成功したにも関わらず死ぬ方が結構いる。心臓外科の先生達は長いこと理由がわからなかったんですが、それが活性酸素のせいである事が分かった。それでビタミンEを手術の前に大量に飲ませますと殆ど成功しました。
 それで活性酸素というものが、いかにいろいろな障害を起こすものであるのか、勉強を始めたんです。まず循環器の医者が始めました。今は毎日活字でも活性酸素が人間の体に悪いと言うことが言われ始めて、やっと内科の医者も勉強をするようになりました。
 活性酸素が人間の遺伝子まで傷付けて癌を作ったり、その他いろんな疾病の原因であるという事は、学会ので正しい論理となっております。そこで私は心臓外科の医者たちにビタミンEをやるよりはEM-Xをやれと言うんですが、頑迷固陋でいう事を聞きません。いずれやるようになると思います。
 医学会というのは本当に閉鎖的な社会なんです。ところが最近になりまして、医者が癌になると僕の所にEM-Xをくれと言うんです。ただ大学では絶対使いません。
 今、僕の所に毎日25〜6人の末期の癌の人から後3ヵ月の命しかないからなんとかしてくれと電話がきます。中には助かる人もいますが、EM-Xの大量療法をやらないとなかなか効きません。末期の人は助かること願って電話がくるんです。電話の向こうで泣いている人もいました。そういう事で集まった症例が大変多くなりまして、ここへ来る前に数えましたらカルテが3500枚、3500人の人がEM-Xを飲んでおります。それらの皆さんには刻明にデータをを要求しております。
 例えば肝臓癌になりますと、AFPという腫瘍のマーカーが上がります。効いて来れば下がって同時に症状が良くなりますから、AFPがどんどん下がって行く。それは癌細胞が減ると腫瘍マーカーが下がって来ます。
 最近いろんな腫瘍マーカーが分かって来まして約15〜6あると思います。ところが困った事に進行がひどくても腫瘍マーカーが上がらない癌があるんです。癌があって腫瘍マーカーが上がるのは70%、これは確かにこれで分かります。分からない癌をどこで区分けするかというと臨床症状で元気になったか、どんどん衰弱するかどうかで分けるか、CTで癌の大きさを見るとか転移するかという事で癌が良くなるのか悪くなるのかを区別しています。
 やっぱり癌は助かりにくいものです。私が今大きく取り上げているのはリュウマチで、進行はしますが、死にません。EM-Xで相当良くなりますが、お医者さんの薬を飲んでリュウマチが直ったという患者さんを見た事は、ほとんどありません。リュウマチが良くなるだけでもこのEM-Xは凄いと思っています。
 糖尿病でもそうです。糖尿病の患者も医者は血糖の事ばかり気にしています。糖尿病というのは糖の中の変形した糖がSODとくっついちゃうんです。SODというのは活性酸素をやっつけるやつです。ですから活性酸素をやっつけるSODが減ってそのために合併症が起こってくるんです。
 私がEM-Xを治療に用い始めたのは6年前で、比嘉先生から40人分のEM-Xを6ヵ月分もらいました。私が30人分、残りの10人分を友人の癌専門病院をやっている先生に渡しました。その先生はデータがしっかりしていて、末期癌10人に投与して5例の人がほとんど良くなってます。 通常そんなに効果の出る薬はありません。今一番多いのは肺癌です。肺癌の場合、まず第一の選択は手術です。ところが場所が悪ければ切れない。そうすると放射線で攻めるか抗癌剤をやるか。肺癌で抗癌剤が効くのは小細胞癌だけですが、これもたいしては効きません。効かないのにやるんです。最近では肺癌については効かないから抗癌剤は投与しないという医者も出てきました。
 また患者さんの方もだいぶ知識がありまして、抗癌剤を使わないという人も出てきました。手術、放射線の場合も副作用がひどい、白血球がどんどん無くなって簡単に肺炎になってしまい、それで命を取られる。僕が肺癌になったら一応手術はしますが、抗癌剤と放射線はやらないで死のうと思っています。、EM-Xが出て来ましたので浴びるほど飲んでやろう思っています。それで助かる可能性は非常に強い。
 今日でもEM-Xのように活性酸素を攻撃する他の物質は地球上に無いんです。しかしながら慶応の仲間の教授たちは使いません。どこの大学でも使いません。ところが私の後輩の麻酔科の助教授が肺癌になった。70kgだった体重が45kgになってました。そこでEM-Xを無理やり飲ませたら1週間たって体重が3kg増えたんです。末期の癌で3kg太るのは良い兆候なんです。本人も医者ですから一生懸命飲むからもっと送れと言ってましたが、抗癌剤を打ったため酷い吐き気でEM-Xが飲めなくなり、とうとう死んでしまいました。
 それから、もう一人の後輩は精神科の医者で国立療養所の所長が癌センターに入院しているという事で駆けつけますと、去年大腸癌になって今度は肝臓に転移して手術をするという事でしたのでEM-Xを飲ませてずいぶん良くなっています。ですから医者は病気になると飲むんです。病気しないと飲まない、患者にも投与しない。でも最近は医者から患者に使いたいから使い方を教えてくれという人が増えてきました。どうやらEM-Xも夜明けが来たなと思ってます。
 この前の日曜日もあまり患者が多く朝10から夜10まで15分おきに相談の電話が掛かってきまして、お陰で声ががらがらです。おしかける患者さんには何とか答えて上げようと思ってますが、体力の限界を感じています。
 人間の病気は遺伝子が原因です。遺伝子を解明しようというのが世界の大勢でありまして、人ゲノム計画というのがあります。ゲノムとは遺伝子の事です。それを一つずつ調べていこうという事ですが、染色体の中にある遺伝子は約30億個の塩基を持ってます。30億個全部調べないと実態像がわからないので文明諸国に割り当てまして2003年までには全部解明されます。そうして遺伝子の治療が始まります。将来貴方は癌になりますよ。糖尿病になりますよという事が分かってきます。日本も何億個か引き受けてます。
 ところがアメリカというのは凄い国だと思ったのはアメリカのある会社が2001年までに30億個の塩基を全部調べる事ができそうだと1週間前の新聞にありました。ですから遅くとも2003年までには遺伝子治療が行われます。
 イギリスでは同じような事をもうやってます。唾液とか血液を送れば将来あなたはこういう病気になりますから予防ができます、ということです。癌も予防ができる画期的な時代がやってきます。その間はEM-Xでがんばってもらう。
 人間の正常な細胞は50回細胞分裂して新しくなれます。それは何故かというと、染色体の所にテロメアというのが50個ついていて、これが無くなると細胞はアボトーシスといって自殺するんです。ところが癌細胞はこのテロメアを増やす力があるので何回でも無限に細胞分裂して増えていくんです。止まる所を知らないんです。癌細胞は人間の目やCTなどで見える大きさの初期の10億個になると大抵みつかります。毎日2分間で分裂していくんですから。これが末期になると物凄くスピードが早いんです。塊が大きければ大きいほど分裂が早いですからEM-Xをたくさん飲まないと効かなくなる。結局癌細胞との闘いです。10億個の初期ならEM-Xが勝ちます。癌の9割は上皮癌という前癌状態です、顕微鏡で覗いたら癌と健康な状態の境目の顔をしてます。その時にEM-Xを飲んでくれれば直ります。これを見つけるには成人病検診や癌検診しかありません。
 慶応の後輩の医者が癌検診なんかやるなと本を書いてベストセラーになりましたが、確かに彼の言うのは何割かは当たっています。しかし少し過激ですね、まだ40代ですから、僕も40代の頃は過激な論議をしていました。いつも怒ったような顔をしていて、子供が僕の顔をみて泣くので小児科をやめたんです。
 医学は面白い学問だと思います。市長になっても医学書を手放した事がありません。最新の技術には常に目を通しています。時間が無いから夜中の3時から起きて朝の7時まで勉強してます。体力はあるんです。EM-Xを飲んでいると5時間も寝れば充分です。それでも72歳になりますから、脳の動脈硬化が始まって時々人の名前を忘れたりします。もう少しEM-Xを飲まなきゃいけません。今は1日30cc〜40ccです。積極的に病気を直すには60cc程、脳の動脈硬化を直し若返りの為には90ccは飲んだ方がいいと経験上思います。
 肝臓は活性酸素をものすごく製造する所なんです。生体のどの細胞中にもミトコンドリアが1000個ありますが、肝臓の細胞にはどういう訳か5000個あるんです。細胞の中のミトコンドリアがブドウ糖や脂肪を使ってエネルギーを作っているので酸素も5倍使われます。当然肝臓は5倍活性酸素が発生する事になりますからEM-Xが活性酸素から肝臓を守ってくれる効果が高いのです。従って肝臓癌や肝臓の病気にはEM-Xが良く効くという事です。
 一番酸素を使う臓器はどこかと言うと頭です。頭は人間の酸素の18%〜20%消費します。従って頭も活性酸素にやられやすい。それを攻撃するにはやはりEM-Xがいいんです。
 頭の病気に効くという事を理論的に説明しますと。パーキンソン病は脳がやられて起こる病気です。パーキンソン病になると、足の運動機能に震えが来たり、歩けなくなったり、顔面が仮面様になり表情がなくなり最後は痴呆になるんです。脳の病気ですから、EM-Xが効くはずです。ところが直らないんです。だいたい1年たつとあきらめてEM-Xを止める人が多くなりました。ところが、ある会場でその事を話しましたら、手紙がきました。私はEM-Xを3年飲んでいる、そしてパーキンソンが直ったという事なんです。パーキンソンが直った例なんて地球上に1例も無い、それが直ったんです。それで私は非常に意を強くして、患者に3年はEM-Xを飲むように言ってます。ところが、2年間飲んでいた人が随分よくなったというんです。やっぱり僕の類推は当たっていると思わざるをえません。
 脳の疾患にEM-Xは効くという事だけ覚えてください。しかし、一度やられた脳細胞を元に戻すには時間がかかります。一度壊れた脳細胞は絶対修復出来ないというのが医学会の常識でしたが、利根川さんという方は壊れた脳細胞は直るという学説をたてて ノーベル賞をもらったんです。凄いことです。それが次々と実証されつつああります。活性酸素にやられているんですから、活性酸素を除去する物質が脳細胞を元どおりにする、それがEM-Xです。2000種類あるスカベンジャーの中で最強です。
 例えば脳梗塞になって水を飲んでいいと言われたらすぐEM-Xを大量に飲みます。脳出血でもそうです。
 ところでどうして日本人の脳出血は減ったかと言いますと、欧米食になったからなんです。アメリカは非常に脳出血が少ないです。沖縄も豚肉を良く食べます。豚肉の中にはオリーブ油と似たオレイン酸という油がありますが、これが悪玉コレステロールを減らします。だから沖縄の人は長生きなんです。
 動物性油が悪いといわれますが、むしろ植物性油が良くないです。植物油は常温では液体になっていまして、あれを固めるために水素を添加するんです。水素は活性酸素を発生させます。ですからマーガリンよりは、バターの方がいい。
 ドイツでマーガリンを食べて口から肛門まで潰瘍ができるという変な病気が出てきました。日本でもあります。EM-Xを飲ませてますがなかなか直らない。
 大体日本の医者が悪いんです。卵を食べるとコレステロールが増えるといいますが、そうではありません。卵は良質タンパク質です。
 点数がついています必須アミノ酸が、20個全部含まれるのが100点です。卵は100点、秋刀魚98点、イワシ96点、豆腐56点です。卵は安いですからどんどん食べるべきなんです。これが免疫物質を作りまして、その化学反応を進めるのがビタミンです。AからEまで全部を取る事です。
 たばこを吸うと1本で200mgのビタミンが無くなりますが、EM-Xを1日5cc飲めば煙草の害は防げます。そして普通の酒飲みは10ccでいいですが、僕みたいな大酒飲みはもっと余計に飲めばいいんです。
 どんな病気でも全ての原因は活性酸素である、ということを医者が分かってきたのは最近のことです。医者でもない比嘉教授が10年も前からそう言っていたというのは偉い事だと思います。敬服しております。
 私が比嘉教授の論理に先に飛びついたのは、慶応の細菌学部にいたからです。そこに3年いたので微生物がわかってEMの事が早く理解できたんです。今でも比嘉理論は分からない人がほとんどです。酸素の好きな菌と嫌いな菌が同居するという事を今の学会では承服してないんです。比嘉教授が東大の教授ならすぐとりあっていたでしょう。そういう学閥のいやな国です。だんだんそれは無くなってきましたが、それでもまだあるんです。
 私の町に微生物を研究している理化学研究所があります。そこで東大から来た主任研究員が220度以上の温度の上では微生物は生きられないと思っていて、EMは1000度でも生きられるのにそこでは相手にしない、調べもしないでノーです。比嘉教授の論理を頭から否定してしまう。これが学閥です。東大の教授が発表すれば直ぐに正しいという事になります。そんな閉鎖的な社会ですが、もう少し時間がかかれば真実は証明されますから待っているしかありません。
 それからもう一つ付け加えておきたいのは、年をとって40を過ぎてからの人と、生まれたての赤ちゃんは活性酸素除去酵素が非常に少ないので病気をしやすい。調べて見ますと0歳が一番少ないんです。ですから生まれた赤ちゃんにすぐEM-Xを飲ませたいんです。論理的には秀才ができるんですが困った事に好転反応が出る。熱が出たり吐いたりめまいがあったりします。めまいなんて赤ちゃんは表現できません。ところが2歳までには脳は完成しますから2歳を過ぎるとEM-Xも効きが悪い。
 私の和光市では1歳半から2歳までは毎月脳の健康診断をしています。そこでおかしいなと思ったら軌道修正をします。もう7年になります。私の所は子供の痴呆率が減っています。子供痴呆の原因の7割はお母さんの育児の失敗でなるんです。ですから2歳までにEM-Xをやりたいんです。人の子供を実験に使えませんので自分の孫にやってみたら大変な秀才ができました。1歳を過ぎた頃から極微量に1日3cc。やって見る価値はあると思います。うまくいってもともとですからお孫さんにやってみてください。
 最近患者に投薬して気が付いた事ですが、EM-Xとは別に患者に鮫の軟骨を飲ませています。リウマチの関節の中には3年以上過ぎると血管が新生されて骨の変形が起こってくる。EM-Xと一緒に鮫の軟骨を飲ませたら良いだろうと思ったら、そのような事をやっている医者がいるんです。僕の発案だと思ったら違った。ただし、その先生はEM-Xを飲ませてない。1日60g程必要ですが、この鮫の軟骨は生臭くて飲みにくいんです。僕の慶応の後輩の医者が20gに濃縮する事が出来て臭みもだいぶとれた。最近、錠剤になってさらに量が少なくなっている。次から次へと考えつく人がいるんです。リウマチにはEM-Xと鮫の軟骨の錠剤があります。この薬の必要な方は後程会社名を教えます。
 大腸癌はEM-1を一緒にやったらいいんです。何故かといいますと、食物繊維が足りないんです。大腸癌はだいぶ増えてきました。大便の3分1は微生物なんです。アメリカの食事は野菜が足りず、肉食が多い。肉を食べていると排泄の量が減るんです。20歳位の時、慶応の学生時代にアメリカ軍の皿洗いのアルバイトをやったんです。その時毎日500gのステーキを食べていたんですが3日に1回しかトイレに行かない。アメリカ軍の皆に聞いてみるとやっぱりそうだと言うんです。食物繊維が足りないんです。悪いものは食物繊維に付着して便として外に排出してくれる。食物繊維の多い芋や里いも、人参、大根を多く取られたら大腸癌は予防できるのです。
 僕の名誉の為に一言いっておきますが、1年後には皿洗いを辞めてアメリカ軍の通訳をやっていました。毎日うまいものが食べれるなら皿洗いでもいいと思ってました。そのくらい貧しかった。みんな毎日すいとんを食べていましたからね。でも僕はまた痩せたソクラテスの道を選びました。
 1970年頃から日本は豊かになってきて欧米風の食べ物を食べるようになり、だんだん大腸癌が増えてきた。私が医者になりたての頃は大腸癌なんてほとんどなかった。乳癌も脂肪食品をとるようになって増えてます。三流雑誌で巨乳とか騒がれていますが、あれも将来癌になる可能性があります。ほどほどのものでいいんです。ぺちゃぱいでいいんです。癌はきませんから。
 それでは活性酸素がどういうものであるかといいますと、先程ミトコンドリアの話をしましたが、ミトコンドリアが働いてエネルギーを作る事によって活性酸素が発生します。それから農薬を使うと活性酸素が随分出ます。食品添加物が消化される時に活性酸素が出ます。ばい菌やヴィールスの感染を防ぐ為に免疫が働く時、発生します。紫外線やX線、放射線を浴びた時、ストレスを受けた時、こういった状態の時、活性化酸素が発生するのです。またストレスを受けると抗ストレスホルモンが出ます。これは副腎皮質ホルモンです。副腎皮質ホルモンはリウマチ膠原病など200種類の病気の治療に使ってますが、癌を誘発するんです。ですからリウマチなど痛い時には使いますが、なるべく減らしていこうと努力してます。人間の体の中にあるホルモンを外から入れる事は副作用が強いんです。
 もう1つ、インターフェロンもあります。C型肝炎や肝臓病によく使います。しかし、外からいっぱい入れるもんですから、これも凄い副作用が出て、うつ病になって自殺する人も出ます。吐き気がしたり頭痛もする。自分の臓器から出れば副作用はないんですから、自分で出すようにするべきです。そのためには、ビタミンと高タンパク質をとる。一番良いのは食品から取ることです。そしてEM-Xを飲むことです。
 ただ病気にならないために飲むにはビタミン剤を飲んだ方がいいんです。免疫物質を作るためにはEM-Xにだけに頼るのではなく、肉を食べ、野菜を食べ、卵を食べ、EM-Xを飲む、ビタミン剤をたくさん飲むことなんです。
 NK細胞(ナチュラルキラー細胞)という癌を攻撃する物質があります。これはニコニコ笑うと増えて来るんです。悲しんだり、怒ったりすると減ってしまうんです。笑う門には福が来ると良く言ったものです。ですから私も怒らないように努力してます。昨日は新潟から沖縄に来ましたが温度差が大きいのもストレスになりますから、あまり良い状態ではないです。 司会 これから30分ほど田中先生にご質問を受けたいと思います。 質問1 鹿児島から参りました大園です。先程卵が大変いいとおっしゃいましたけど、抗生物質を食べさせている卵と、そうでないEMを食べさせている卵とは全然効き目が違うと思われますが、先生はどう思われますか。 田中 卵の中にヨード卵というのがありますが、あれは海草を食べさせているんです。これは確かにヨードが含まれていますが、それ以外は有精卵、無精卵でも栄養の面では差がありません。 質問2 私は波動を計る事があるんですが、悪い卵は13とか非常に体に悪いという数値が出るんです。EMで育ったのはたいがい16から20と大変高い数値がでるんですが、これは悪いからが出ると思うんですが。 田中 LFAというんですか。私はあれを使った事がありません。まだ完全に信じておりません。学会でもまだ評価されておりません。これから学問的な裏付けがなされると思いますが、現在の所はまだ信じておりません。 質問3 福岡の都夢創という会社でEMの普及をしている普及員の森みちよと申します。赤ちゃんに2歳までにEM-Xをというお話がありました。時々私共の会社の方に妊娠中にEM-Xを飲んでもいいかと問い合わせが来ます。どのように答えれば良いか伺いたいんです。 田中 妊娠中のお母さんがお飲みになる事は大変結構だと思います。これはお母さんにいいんです。子供の方には行きません。お母さんの為にお飲み下さい。 質問4 友達の代りに質問させて頂きます。ご主人が肝臓癌なんです。胆汁が出てきましてバイパスの手術をされているんですけども、EMを飲ませてよろしいでしょうか。 田中 先程、肝臓の病気には大変効く方だと申し上げた筈です。ですから是非EM-Xをどういう状態でも飲ませて下さい。量も大量に毎日200ミリ以上飲ませる事です。 質問5 今、6ヵ月の子がいます。私はEM-Xを飲んでいるんですが、子供がアトピーの症状があるんです。毎日5cc程1ヵ月程飲ませているんですが、よろしいでしょうか。 田中 飲んでいるのはアトピーの治療の為でしたら、5ccは多いです。3ccぐらいでいいと思います。 質問6 大分県から来た山本といいます。1年程前に父が軽い脳出血で倒れて1ヵ月ほど入院したんです。再発防止の為にEM-Xはどの位飲んだらよろしいですか。 田中 再発防止でしたら、1日60cc位は必要だと思います。それと脳出血はタンパクが足りない人がなりやすいとさっき申しました。豚肉や卵、それと各種ビタミンも一緒に摂取させて下さい。 質問7 東京から来ました矢野といいます。大腸癌にはEM-1をという話がありました。それはどうしてかと言うことと、私の家内が大腸癌の手術を1回しまして再検査がまたあるようなんです。EM-1をどのくらい飲ませたらいいんでしょうか。 田中 EM-1を何故飲ませるかというのは、大腸の中に細菌叢というのがあるんですが、その細菌叢を自分の体にとっていい形に変えるにはEM-1の中にある生きた微生物を入れまして、その細菌相の状態を良くしておく事が再発を防ぐ道なのです。
 同時に大腸癌が進行している最中でも必要な条件です。
 癌というのは色々人間の体に好ましくないものを分泌します。特に大腸癌は腸の中に出てきますから、それをEMの中にある乳酸菌とか光合成細菌が悪いやつをやっつけてくれます。同時に比嘉先生の本にもあるようにいいや微生物がボスになると他の菌は日和見でボスの言うとおりに行動するんです。どっちに着こうか迷っていた菌も人間の健康を維持する方へ走り出す。 EM-Xの中には微生物が入ってない。EM-1は細菌ですから大腸癌だけでなく大腸の病気にはEM-1がいいんです。
 それから量ですね。再発するという事は現在癌にかかっているという事と同じですから先程申し上げましたようにEM-Xを1日200cc飲まなければいけません。EM-1は1日朝晩5cc位でいいでしょう。 質問8 鹿児島から来ました小原です。癌とかいろんな病気で臓器摘出をした場合にもEMが有効でしょうか。そして、どのくらいの量を飲めばいいでしょうか。十二指腸と胆嚢摘出をした方と大腸を摘出した方の事なんですが。 田中 臓器を取っているのは臓器の機能がないことですが、十二指腸は全部はとってないと思います。あそこは胆嚢と膵臓からくる出口がありますが、どうなっているんですか。 質問8 胆嚢と膵臓の一部を取っているんです。 田中 胆嚢はとっても平気なんです。膵臓はとってますと膵臓のホルモンが足りなくなります。その分外から補給してますから、EM-Xは大変有効です。癌が取り切れているかどうかで量も違ってきます。膵臓の癌はなかなか取り切りにくいもんです。やはり癌の治療と同じように200cc以上必要だと思います。
 それから大腸は水分を吸収する所ですから、少々取っても健康維持するには問題ない。大腸が相当取られたら下痢をするでしょうね。癌が再発しないために飲む量と、癌が残っている時に飲む量は全然違います。再発防止でしたら1日90cc位でいいでしょう。 質問9 鹿児島から来ました福山といいます。先生のお話のなかで癌が直る、肝硬変が直るとおっしゃっていました。癌が消滅して直るのか、それとも肝硬変の病理的な状態が正常化して直るのかその点をお聞かせ下さい。 田中 肝硬変が直るというのは大変時間が掛かります。しかしながら正常細胞に置き換わって直るという事です。全く正常になっている例があります。癌の場合は良くなった方の解剖をやってません。病理組織の問題もまだ解明されておりませんので、症状が良くなったとか、腫瘍マーカーが良くなったとか、臨床的に直ったと申し上げておきます。 質問10 那覇市からきた新垣と申します。母がリュウマチで大学病院からリュマチルという薬とリョキュショニンという痛み止めと副腎皮質ホルモンの入った軟膏を処方してもらって、朝晩EM-Xを40ccから60cc服用しています。適量でしょうか。
 それと先程の鮫の軟骨の錠剤があると聞きましたので教えて頂きたいです。 田中 軟骨の錠剤は後程うちの婦長に電話して下さい。リウマチは1日60cc位でいいと思います。進行している場合は90cc位を空腹時3回に分けた方がいいです。 質問11 主人の転勤で昨年から那覇市に住んでいます。先生のご本に市の図書館で出会っていて、今日はほんとに良かったと感謝してます。私の事なんですが、糖尿病予備群で空腹時の血糖値が118で、ヘモグロビンA1Cと言うのが5.4と言われました。それと数年前に大腸検査の時に憩室炎と言われたんですが、EM-1とEM-Xの量をお聞きしたいんです。それと効率のいい飲み方を教えて下さい。それと主人の事ですが、食道炎と食道ヘルニヤと言われてますが、その飲み方も教えて下さい。 田中 糖尿病の件ですが、血糖が高くてもヘモグロビンA1Cの方が大事なんです。5.8以下は正常ですから糖尿病の心配はありません。憩室は大腸の1部が膨れている所があって休憩室みたいな所がある。これはEM-1を朝晩3ccを半分の水で割ってお飲み下さい。さらにEM-Xを飲むんでしたら朝昼晩10cc位でいいと思います。食道ヘルニヤというのはEM-Xでも直りません。 司会 電話相談のご案内もございます。石上婦長さんに朝の9時から夜の9時までに予約をして下さいますように、番号は048-461-2009です。田中市長は早朝の7時から8時半まで。夕方の6時から9時半まで、或いは週末なども応じて下さいますので、お問い合わせ下さい。 田中 毎日はやっておりません。1日おき位で市の行事がありますし、夜は宴会がありますので。いない日は多いです。 司会 それでは皆さん、セミナーの方を終わらせて頂きます。ありがとうございました。