EMフェスタ97 > ミニセミナー

エンバランス(EM-Balance)
の抗酸化パワー
講師● 松原 万由美
    野原 尚子 (ホワイトマックス)


 見た目は普通のポリ袋だが、包 みこむだけで食品がいつまでも生き生きとしている魔法の袋エンバランス(EM-Balance)。松原さんが袋を手に取り、セミナー参加者に見せるが一様に「?」。
 ホワイトマックス社は1983年、安全衛生を考える会社として発足。ところが、ポリ袋は日常生活に欠かせない素材だが、使い捨ての性格が強い。何とかリサイクル出来ないか、と4年ほど前から検討に入った。そして2年前の淡路・阪神大震災以降、生命と環境に視点を置いた製品開発に取り組んでいる。EM-Xの持つ力をプラスチックに取りこめないかと試行錯誤の末、転写という方法で生まれたのがエンバランスである。
 と、鮮度保持素材であるエンバランス誕生までの経過を説明。「なぜ、野菜や生鮮食品が鮮度を保てるのか。それはEMの持つ抗酸化力が酸素による物の腐敗、劣化、老化を抑え、生命力を蘇生させる力があるからなんです」と語りかける。
 これまでのポリ袋ですと肉、野菜、根菜、魚と用途別に分類して保存していたが、エンバランスは分けることなく、何にでもどんなものにでも対応できる特性があります。ほんとに不思議な力を持っています。
 私も、エンバランスと関って1年余ですが、初めは皆さんのように少々「眉つば」的では、との疑いを抱いたんです。そこで、2つの小瓶に水とEM-Xをそれぞれ入れ、釘を入れたところ、EM-Xの中の釘は錆びなかったんです。

魔法の袋、『エンバランス』 について説明
する松原さん(右)と野山さん(左)。
 松原さんが試した小瓶を会場に回した。2つの瓶を交互に手にし、釘の状態を確認。それを見て、「使い方としては生鮮食品の他、衣類の保存や旅行の小物入れ、電磁波対策など多彩です。職場の男性が煙草を包んだところ、味がマイルドになり喉への刺激が少なくなった、と言っています」と説明を加えたところ、会場から突然の質問。
 「近くでその煙を吸わされる人にも、良い効果が出るでしょうか」。ちょっと戸惑い気味の松原さんは「基本的に吸って出された煙は良くありません。エンバランスに入れることによって、吸うご本人には良くなりますが、やはり出された煙は周りの人には良くありませんので、その点では気を付けて頂きたいですね」と答えた。
 そこで、セミナー開始直後にエンバランスに入れたレモンと、そうでないレモンを会場に配り、賞味してもらう。配っている間に、「私はいろいろな試みをしました。パンは3日ほどするとパサパサしカビも生えてきますが、エンバランスに保存すると買ったときのふっくら感とおいしさが保たれていました」と語る松原さん。
 レモンを食べ比べた人から「普通の状態のレモンは口中に苦みが残るが、エンバランス入りはそれが無く食べ易い」「酸っぱさが薄れた」などの感想が聞かれた。
 今度はエンバランスの活性水タンクを紹介。大阪の水は塩素が多いのか、すごく臭く、まずい。沖縄の水も硬くて塩素臭が強い。 その大阪の水で雪の人工結晶を作ろうとしたが、不純物が多くだめだった。ところが、エンバランス活性水タンクに入れ1ヵ月経った水ではきれいな結晶ができたと実験の写真パネルを示した。
 また、この活性水に浸すことで、農薬浸けの野菜もまろやかになる。水を活性水タンクに1年半も保存し、保健所で検査してもらったところ、飲料水として充分に利用できるとの結果が出た。そこで、三度会場に水を配り飲んでもらった。いずれも「まろやかで美味しい」との声。この水はサンバイオ様の協力で数日前より活性水タンクに保存しておいた沖縄水道水です。
 エンバランスの切れ端を、花瓶の底に敷いて置くだけで花の持ちが違うことや、シート型エンバランスをシーツの下に敷いたところ血行が良くなり、腰痛にも良い効果をもたらしている、自身の体験を語る松原さん。最後に、エンバランスが魔法の袋といっても、野菜などはちゃんと温度管理をして下さい、と注意を促した。