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建築分野における
EM活用の実際 |
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| 建築分科会 コーディネーター 知念 信正 沖縄県 具志川市役所建築課課長 パネリスト 平方 成治 東京都 太平不動産代表取締役 大楠 富義 福岡県 大楠工業代用取締役 上地 健一 沖縄県 西原町協同実業 大楠氏は、EMはアルカリに弱いので、どうかとの危惧もあった。応用に関しては、まず自宅のフライパンでセメントを熱して、硬化不良のテストをした。 もともとセメントは1400度の熱で熱する。が、テストの結果、温度が120〜130度まで下がった段階でEM投与することで十分耐えうることが分かった。 コンクリートの強度試験は標準水中養生(温度が一定に管理されている場所での養生)と現場気中養生で実施。EM混入したものと、一般のコンクリートを比較検討したところ材齢7日(打設して7日)で水中養生・気中養生はそれぞれ1.2と1.1。材齢28日では1.7と2.1も強度が増していた。 大楠氏は、続いて中性化テストでは、鉄筋が錆びないとの結果を得た。さらに波動テストも実施。その結果は前回の+6が、現在は+12で持続性があるばかりか、より増していることを紹介。「建物の寿命が延びることを意味し、将来に展望が開けた」と強調。 コストが高いというか、需要がない。草の根運動を展開することで、セメント会社も製品化するのではないか」と述べ、詰め掛けた参加者に協力を訴えた。 続いて、平方氏は「水は方円の器に随う」ということを基本に、そこに住む人への住空間の影響力を考え、EMを組み入れた、と前置き。 ひかり平方ビル(地下1階鉄筋コンクリート、地上3階鉄骨造)の建築に際し、敷地にEM希釈液を28日間散布。生コンに組み入れたところ、「コンクリートの持ちがよく、立ち上りから臭気は無く、残響が良い」との現場からの声を紹介。 沖縄県内でEMを組み込んだ健康住宅を手掛けている上地氏。シックハウス症候群を何とかしたいと、この1年で7棟建築。現段階で何ら問題は無いばかりか波動は上がり、強度も増している―と言う。 生コン車1台につき、水20リットルを少なく作ってもらい、現場でEM1、2、3号にEM―Xの混合液20リットル混ぜている。生コン会社の出荷時にEM混合液を入れたほうが、打設との関係で効果的だ。 また、トイレの壁のペンキにEMパウダーを混入したらペンキの匂いはおろか、トイレの臭気も消えた。そして、クロスの下地の接着剤にEM-Xを使ったら波動が+6に上がった実例を紹介。 ただ、施主の中には白蟻駆除を希望する人がおり、上地氏自身は施主を説得する材料を持ち合わせていない、と残念そうに述べたが「EMでシックハウス症候群を解決できるとの確信をえた。今後も健康住宅を普及させたい」と抱負を語った。 この後、会場の参加者から「沖縄は塩害が激しい。防錆の今後の方向性は」「抗酸化力とコストはどうか」「万能薬のような説明があったが、建築学会は認定しているのか」「科学的判定があればいいが」「顧客からクロスは体に悪いとの声がある。納得させる良い手だては」など活発な意見が出された。 ・コンクリートに防錆材を入れると、1平方メートル千円するが、EMは高くとも800円で済む。ペンキもそうだ。それからするとローコストになる。(上地) ・建築学会は過去の実例を基にしている。EMの建築への応用は、ほんの数年前からで実績を積み重ねていくことで学会も認識を示すのではないか。この場は勉強会の場と捉えている。今は点の段階で取り組んでいるものの結果を発表し検証、勉強している段階と見ていい。(大楠、知念) ・顧客を納得させるのは難しい。例えば比較できる小さなモデルハウスを造り、見てもらった方がいいのではないか。(平方) と、丁寧に説明を加えた。残念なことに時間が充分でなく、専門分科会を拡大・充実させたほうが良いのでは―と前向きな声も参加者から聞かれた。 また今後、建築へのEMの応用に関して『EM建築研究会』を作りたい旨の提案がなされた(知念) |
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