|
|
映画「ファンタスティックプラネット」 | アートで遊ぶ風景 ドイツ |
今回3回目となる目黒先生の連続講座は、映画を通して見えてくる子どもの世界について、目黒先生と長崎市のFMラジオで映画の番組をもつ安元哲男さんのお二人をお迎えしてお話をしていただきます。
いい映画には人生の真実が様々な手法で描かれており、それは時として見る側にいつか気づいてほしいと期待しているかのように、ひっそりと隠されているようです。
浜んまち映画祭で上映される1973年カンヌ映画祭特別賞「ファンタスティックプラネット」の周辺から、子どもの世界/映画の世界へおいしいお飲物とともにご一緒しませんか。
みなさまのご来場を心よりお待ちしてます。
この連続講座は、日本で初めてチルドレンズミュージアムを設立され、運営でも理事や副館長として陣頭指揮をとられてきた目黒実先生とともに、私たちハッピーバンチが考える アートを通しての長崎の子どものたちのための新しい居場所づくりのプロジェクトの一環として行われるも のです。
今後の対談予定者は、城谷耕生さん(デザイナー)角野栄子さん(魔女の宅急便原作者)他です。
|
|
|
公園内のアート遊び場 ドイツの夏 |
目黒実氏企画 篠山チルドレンズミュージアム 兵庫 |
井川惺亮氏実演(長崎爆心地) 「折り鶴パフォーマンス」 |
こどもの居場所は、今どうなっているのでしょうか。 美しい場、心地いい場、楽しい場をつ
くるには、なにが足りなくて何が必要なのでしょう。
今回は、日本ではじめてチルドレンズミュージアムをプロデュースし、その後沖縄や兵庫
など3つも夢あふれるチルドレンズミュージアムをつくった目黒先生と美しい色と大人から
こどもまで楽しめるワークショップを全国で行い、また世界各地で思いもつかない作品展示
をくるひろげる井川先生の初の対談を行いました。
なんと、おふたりはこの場でお会いするのが初めでしたが、こどもへの想いにあふれる気持ちは同じです。
そのお話には共感する方も多かったようです。
スケールの大きな、そして心あたたかなお二人のお話は、おもしろいだけでなく、気づかなかった大切な
ことをたくさん教えてくださいました。
目黒実(九州大学大学院特任教授・九州経済調査協会特別研究員)
演劇、出版、建築、ミュージアムなど、東京にて各分野で活躍した後、2004年文部科学省 のスーパーCOE(中核的戦略研究拠点)として九州大学内に設立されたユーザーサイエンス機構に特任教授として招聘される。
1994年、日本初の、チルドレンズミュージアムを福島県でプロデュース。
その後、兵庫県篠山市で廃校になった中学校を、故河合隼雄氏とともに、チルドレンズミュージアムとして再生。沖縄県では、老朽化した「こどもの国・動物園」を、新しい未来系の動物園と、ワンダーミュージアムとして再生する。
現在では、国内外にて、日本の子どもたちが地球・環境問題に世界で一番詳しくなって欲しいというミッションで、「インゴ・ギュンター展108の地球の顔」を開催。
また、昨年度と今年度のグッドデザイン賞や知的資源イニシアティブ優秀賞を受賞した「絵本カーニバル」、「子どもとともにデザイン展」、「宮沢賢治展」を全国各地の美術館や文化施設、子ども病院などでプロデュース。
九州大学が設立した新大学院—統合新領域学府ユーザー感性学専攻の特任教授に就任。
感性コミュニケーションコースを担当し、実践子ども学、子どもの居場所論、宮沢賢治論、仕事・働き方論の授業を担当するとともに、医療・福祉・司法分野、図書館・博物館・美術館・チルドレンズミュージアムや地域社会での、チャイルドライフ・コミュニケータなど、子どもに関わる人たちの人材育成を行っている。
九州経済調査協会では、「ドラマティック九州経済」プロジェクトを立ち上げ、「九州経済60年史」
の映像ディレクター、九州各県での「九州経済60年史展」のプロデュースも行っている。
[著書・編著書]
『チルドレンズミュージアムをつくろう』 『学校がチルドレンズミュージアムに生まれ変わる』
『ピカソとあそぼう』五味太郎・シルビア・ジュラルデとの編著・監修 『シャガールとあそぼう』同 上
『魔女になりたかった妖精』カルル・クヌート(翻訳)(ブロンズ新社刊)
・目黒実の願い(子どもプロジェクト)
http://kodomo-project.org/