中国、日本の新聞没収 尖閣報道に過敏反応か【北京共同】北京の税関当局は2日までに、東京から航空便で届けられた日本の新聞各紙を没収した。全日本空輸傘下の物流会社OCS(東京都港区)が同日明らかにした。税関当局は理由を明らかにしていないが、沖縄県・尖閣諸島をめぐる日本メディアの報道に神経をとがらせている可能性がある。 OCSによると、没収されたのは9月27日付夕刊と28日付朝刊。27日は中国共産党序列4位の賈慶林全国政治協商会議主席が日本の訪中団と会談し、日本政府による尖閣諸島国有化を批判、28日付朝刊各紙は大きな扱いで伝えた。 OCSによると、全量没収は「聞いたことがない」(担当者)という。 【共同通信】
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