欧州のスマホ市場でソニーが4位に浮上、価格引き下げ受け=調査

2012年 10月 2日 10:48 JST
 
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[ヘルシンキ 1日 ロイター] 調査会社カンターによると、7─9月の主な欧州のスマートフォン(多機能携帯電話)市場で、ソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)がノキア(NOK1V.HE: 株価, 企業情報, レポート)やリサーチ・イン・モーション(RIM)(RIM.TO: 株価, 企業情報, レポート)を抜いて4位に浮上した。価格引き下げが追い風となった。

調査は9月初めまでの12週間に欧州の5つの主要市場で実施された。1位はサムスン電子(005930.KS: 株価, 企業情報, レポート)で、アップル(AAPL.O: 株価, 企業情報, レポート)、台湾のHTC(2498.TW: 株価, 企業情報, レポート)が続いている。

カンターのアナリスト、ドミニク・スネボ氏は、背景としてソニーが過去半年で大幅に価格を引き下げたことを指摘。ソニーのスマートフォンの平均小売価格は、サムスンの半値以下だという。

フランスとドイツではソニーのブランド力も強みとなっている。消費者はそれまで使用していた携帯電話のメーカーのスマートフォンに乗り換える傾向がある。ソニーは今年、エリクソンとの合弁会社を完全子会社化した。

またスマートフォン用OS市場では、ノキアの「ルミア610」など低価格モデルの普及により、マイクロソフト(MSFT.O: 株価, 企業情報, レポート)のウィンドウズフォンがシェアを拡大しているという。

 
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「米国、ギリシャと同じ道も」

PIMCOのビル・グロース氏は、米国が歳出削減などの対応を怠れば、ギリシャと同じ道をたどる可能性があると指摘した。
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10月1日、調査会社カンターによると、7─9月の主な欧州のスマートフォン市場で、ソニーがノキアやリサーチ・イン・モーションを抜いて4位に浮上した。写真は1月、ベルリンで撮影(2012年 ロイター/Tobias Schwarz)

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