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「心神耗弱」認め執行猶予、長男殺害の女に/横浜地裁

2010年3月23日

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 自宅で長男(11)を殺したとして、殺人罪に問われた横須賀市金谷3丁目、パート従業員高梨千春被告(41)に対し、横浜地裁(木口信之裁判長)は23日、「犯行当時は心神耗弱状態だった」として、懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役5年)を言い渡した。

 木口裁判長は、犯行時に心神耗弱で限定的な責任能力があったとした上で、「早期治療の必要性が高い。夫も治療に協力する意思がある」などと執行猶予の理由を述べた。

 判決によると、高梨被告は2008年9月29日早朝、自宅で就寝中の長男の首をタオルで絞め、窒息死させた。

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