公務員ランナーの川内優輝(25)=埼玉県庁=が1日、約1年ぶりの日の丸を背負い、世界ハーフマラソン選手権(6日)が開催されるブルガリア・カバルナに向け出発した。
はやる気持ちを抑えきれなかった川内。「ちゃんとした格好をしなきゃいけないと思っていた」と、他の代表メンバーが私服で集合する中、大まじめに日の丸のポロシャツを着て登場。「感慨深いし、1年前の世界選手権と同じユニホームなので頑張りたい」と、昨夏の世界陸上(韓国・大邱)以来の代表に気持ちを新たにした。
ハーフマラソンの自己ベストは1時間2分18秒で、男子の代表5人の中で一番劣る。だが「負けないように頑張りたい。何とか1分台を出したい」と意気込んでいた。 (川村庸介)
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