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フジテレビ系バラエティー番組「ホンマでっか!?TV」などに出演し、テレビコメンテーターとして活躍していた流通ジャーナリストの金子哲雄さんが2日午前1時18分、肺カルチノイドのため都内の自宅で死去した。舌っ足らずな口調でお買い得情報や値切り術を披露する姿がお茶の間でも人気を集めていた金子さん。41歳の早世だった。
突然の悲報だった。「ホンマ―」などで見せる朗らかな人柄が人気だった金子さんは、あまりにも短い生涯を閉じた。
所属事務所によると、金子さんは昨年6月頃から闘病生活を送り、入退院を繰り返していた。病気の事実は家族や一部の関係者にしか明かさず、亡くなる直前まで取材対応などの仕事を続けた。自宅で妻にみとられ、帰らぬ人となった。
1971年4月30日、千葉・習志野市で生まれた。小学校低学年の頃、スーパーマーケットのお使いの際に受け取る釣りが小遣いになる家庭内ルールの影響で、折り込みチラシで商品価格の変動を研究するのが日課だった。高学年の頃には、買い物上手な少年として近所でも知られる存在になっていた。
慶大卒業後の1994年に、ジャパンエナジー(現JXホールディングス)に入社。1年後には流通ジャーナリストとして独立した。講演などでの分かりやすい解説や親しみやすいキャラクターが評判となり、2000年代後半にはテレビ業界から引っ張りだこになった。
一昨年末には、本紙の「著名人が選ぶ10大ニュース」にも登場。円高を2位に挙げ「プロ野球の外国人選手は円で年俸をもらって国に帰ったら、相当お得。来春のキャンプでは『円高還元ファンサービス』をしてほしいです。(当時巨人の)ラミレスには宮崎の肉巻きおにぎり、沖縄のソーキそばとかを大盤振る舞いするとか。懐の深さが分かって来年のグッズの売り上げにも影響しますよ」と独自の経済観を語っていた。
ふくよかな体形がトレードマークだったが、昨年からは病魔と闘いながらダイエットに挑戦。今年に入ってからスリムな体形をテレビなどで披露していた。
◆通夜、告別式 通夜は4日午後6時から、告別式は5日午前10時から、ともに東京都港区東麻布1の1の5、心光院で。喪主は妻・稚子(わかこ)さん。
(2012年10月3日06時05分 スポーツ報知)
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