各務原女性殺害:容疑で32歳男逮捕 交際上のトラブルか
毎日新聞 2012年10月01日 14時06分(最終更新 10月01日 16時46分)
岐阜県各務原市のアパートで30日、臨床検査技師、片岡夕子さん(29)が遺体で見つかり、県警捜査1課と各務原署は1日、交際相手で同市内の同じ病院に勤める臨床検査技師、宮部高典容疑者(32)=岐阜市高田5=を殺人容疑で逮捕した。県警によると、宮部容疑者は「交際中のトラブルから首を絞めて殺した」と容疑を認めているという。
逮捕容疑は、9月29日ごろ、各務原市鵜沼川崎町3の片岡さんのアパートで、片岡さんの首を絞めて殺害したとしている。
県警によると、2人は交際していたが、宮部容疑者は約1年半前に結婚していた。病院では片岡さんの上司にあたるという。
30日午前9時半ごろ、片岡さんが電話に出ないことから同県関市に住む父親(61)がアパートを訪問。居間でうつぶせの状態で死亡しているのを発見し、119番通報した。両腕を胸の前で交差させ、首に布が巻き付けられていたという。
県警は当初、遺体の状態や部屋のかぎがかかっていたことなどから自殺の可能性が高いと見ていた。交友関係などから宮部容疑者が浮上し、殺害を自供したため逮捕したという。【加藤沙波】