MATLABライセンスサーバのバージョンアップ作業のまとめです。
以下は自分の環境の場合で、ライセンスサーバがWindows XPのときの場合です。
作業はAdministratorでログインして行う。
下記が作業の流れ。
- 前のバージョンのMATLABを削除。(クライアントは残したままでも上手くいくかもしれないけど一応。FLEXlmは削除しない方がいいと思う。)
- PLPコードとライセンスファイルの取得(ここから)
- 新しいバージョンのMATLABのインストール
- 起動するか確認
- Windowsの再起動
- 「Matlab Licence Server」サービスが起動しているか確認
- サービスの依存関係の変更(必要な場合)
- クライアントマシン用のライセンスファイルを作る。
- クライアントマシンにMATLABをインストールし、起動するか確認。
以下、もう少し詳細に書いてみたものです。
1. 前のバージョンのMATLABを削除。Windowsの通常通り「プログラムの追加と削除」から削除
2. PLPコードとライセンスファイルの取得The MathWorksのサイトにログイン。
My MathWorks Accountの「Get Passcode」をクリック。
するとずらずらテキストが表示されるので,このような部分を探す。この数字文字列がPLPコード。
これをテキストファイルに保存しておく。
2) Install the software for Network Concurrent User installations
Use this Personal License Password and the License File below for
Windows Network Concurrent User installations:
18-99999-99999-99999-99999-99999-99999-99999-99999-99999-99999-99999-99999
ライセンスファイルはもう少し下の下記の「# BEGIN------cut here------CUT HERE-----BEGIN」の行から「# END------cut here------CUT HERE-----END」までの部分。
この部分をコピー&ペーストしてlicence.datとして保存する。
Use this License file for Windows, UNIX, Linux, and Mac Network
Concurrent User installations:
# BEGIN------cut here------CUT HERE-----BEGIN
・
・
省略
・
・
# END--------cut here-----CUT HERE-------END
3. 新しいバージョンのMATLABのインストールこれについては下記参照のこと。
参考MATLAB:技術サポート:インストールウィザード:フローティングライセンス:サーバーインストール (Windows):サイバネットシステム4. 起動するか確認インストールが完了したらこの段階で,一応MATLABを立ち上げ起動するかどうか確認。
起動しない場合,
- FLEXlmの「Matlab Licence Server」のライセンスファイルに対するパスなどが合っているか、チェック。(前のバージョンのままになっていないか、どうか?)
5. Windowsの再起動(略)。普通に再起動してください。
6. 「Matlab Licence Server」サービスが起動しているか確認「プログラム→管理ツール→サービス」より「MATLAB License Server」が開始状態になっているか、確認。
起動しないなら,ファイヤーウォールの設定あたりが怪しい。
起動するなら7.の作業をやる。
7. サービスの依存関係の変更(必要な場合)Windows起動時に他のサービスとMATLABのライセンスサーバ管理サービスが衝突してMATLABのライセンスサーバが正常に起動していない場合,衝突しているサービスをMATLABのライセンスサーバ管理サービスに依存するように変更する。
まず,regeditでレジストリエディタを起動し,下記のキーを一度削除。(MATLAB License Server以外と関連付けられている場合もあるので、その場合もそのサービスについても処理する必要がある。)
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥衝突しているサービス¥DependOnService
再び新規のキー「DependOnService」を複数行文字列として作成し、値を「MATLAB License Server」とする。
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥衝突しているサービス¥DependOnService=MATLAB License Server
Windowsを再起動して,再び「6.」をチェック。
8. クライアントマシン用のライセンスファイルを作る。クライアントマシン用のライセンスファイル(license.dat)を作成する。
ここでのlicense.datはライセンスサーバのインストールの時に用いたものではなく,下記の2行だけのテキストファイルのこと。
1行目については、ライセンスサーバのライセンスファイルの1行目を参照すればよいかと思います。ちなみに「(」や「)」はいりません。
SERVER (ライセンスサーバのプライベートIP) (ライセンスサーバのPhysical Address) (ポート番号)
USE_SERVER
9. クライアントマシンにMATLABをインストールし、起動するか確認。クライアントマシンにMATLABをインストールし,起動するか確認する。
参考MATLAB:技術サポート:インストールウィザード:フローティングライセンス:クライアントインストール (Windows):サイバネットシステムだいたい、以上のような流れです。