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輪唱指導 「しずかなかねの音」


TOSS無法松・TOSS翔び梅 池田 美智代

「グーチョキパーで グーチョキパーで なにつくろう なにつくろう・・・」意外性のある最後のオチで子ども達に人気があるこの曲、どこかで聞いたことがありませんか。元はフランスの童謡で、この他にもいろいろな遊び方や歌い方があります。「グーチョキパーで〜」の手遊びを導入に「しずかなかねの音」の訳詞で楽しみながらスモールステップで無理なく輪唱指導を行います。


指示1:手遊びをしましょう。手を前に。

(歌)グーチョキパーで グーチョキパーで なにつくろう なにつくろう 右手はグーで左手はチョキで カタツムリ、カタツムリ。

・(手遊び)「グーチョキパーで〜」と歌いながら両手でグーチョキパーを順に出す。「なにつくろう〜」で手をパーにして左右に振る。「右手はグーで 左手でチョキで」でグーとチョキを体の前に出す。「カタツムリ〜」でチョキにした手の上にグーにした手を乗せる。

指示2:上手。2番。(歌)グーチョキパーで グーチョキパーで なにつくろう なにつくろう 右手はパーで 左手もパーで ペンギンさん ペンギンさん

・最後の「ペンギンさん〜」でパーにした手を腰の横にして、ペンギンさんのポーズをとる。

発問1:この歌知っている人?(挙手)みんなよく知っている歌だね。

指示3:別の指遊びをやってみよう。手は後。(歌)おとうさんゆび どこです ここよ ここよ ごきげんいかが ありがとう元気です ではまた さようなら        

・(手遊び)始めは手を背の後に隠す。「ここよ ここよ」で順に親指を前に出す。「ごきげんいかが ありがとうげんきです」で交互に指でこんにちは、とあいさつを交わす。「ではまた さようなら」で順に親指を背の後に再び隠す。

2番。(歌)赤ちゃんゆび どこです ここよ ここよ  ごきげんいかが ありがとう元気です ではまた さようなら

・小指で同様に指遊びをする。

発問2:良くできたね。「グーチョキパーで」と「おとうさんゆび」の二つの歌で、何か気づいたことはありませんか?

・同じ節、同じ曲。メロディが似ている。

説明1:元は同じ曲です。「フレール・ジャック」というフランスの童歌です。(フランス語版をサイトで映す)歌ってみよう。無理ですね。フランス語では歌えないので日本語にします。(日本語「しずかな かねの音」のサイトを映す)

 フランス語版と日本語版の歌詞はこちら(音楽も聴けます)

(歌)しずかな かねの音 町の 空に ゆめのように 高く低く ゴンゴンゴン ゴンゴンゴン

指示4:歌ってみましょう。(伴奏)さんはい。

・みんなで斉唱する。

指示5:すごい、上手に歌えたね。今度は追いかけっこ(輪唱)で歌ってみよう。みんなが先に歌ってね。先生が後から追いかけるよ。(伴奏)

・子どもが「しずかな かねの音」まで歌った後から教師が追いかけて歌う。

指示6:良く間違えないで歌えたね! 次、ここの列の人、先生と一緒に後から追いかけてね。(伴奏)さんはい。

・指名した列の子ども達と一緒に歌う。

指示7:今度は交代。先生チームが先に歌います。(伴奏)

指示8:今度はかなり難しいよ。3つのグループで順に歌って追いかけるよ。この列(挙手させる)1番目。この列2番目。この列、3番目。先生が合図をしたら、歌い始めるよ。(伴奏)1はい。2はい。3はい。

(歌)しずかな かねの音 / 町の 空に / ゆめのように 高く低く ゴンゴンゴン ゴンゴンゴン

・ /のところで合図をする。

説明2:すごい、スーパー小学生!この曲、ほかにもいろいろな歌い方や遊び方があるよ。ほかの歌い方を知っていたら今度教えてね。



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