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「岩国にも沖縄にもノー」 オスプレイ配備、岩国で反対集会
2012年10月1日(月)掲載
「オスプレイはアメリカへ帰れ」と気勢を上げる集会参加者=30日、岩国市役所前公園 
岩国市の市役所前公園で30日、オスプレイの本土初飛行に抗議し沖縄配備・低空飛行訓練に反対する市民大集会があった。市内外から約1200人(主催者発表)が参加。「沖縄にも岩国にも、全国どこにもオスプレイはいらない―との声を強め、試験飛行を中止させ、沖縄配備を撤回させるまで日米両政府に強く働きかけ、粘り強く取り組んでいこう」との緊急声明(集会アピール)を採択した。

米軍岩国基地での試験飛行に反対する市民団体などで構成する大集会実行委員会(実行委員長、河井弘志・瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク共同代表)が開いた。

河井実行委員長が「オスプレイを岩国に長期駐機させることも沖縄に配備することも許せない。即刻、米国に持ち帰ることを要求する」と訴えた。

来賓の社民党の重野安正幹事長、共産党の市田忠義書記局長や県平和運動フォーラム、県平和委員会の代表が連帯のあいさつ。オスプレイ配備反対運動に取り組む各団体の代表が、それぞれの立場で訴えた。

緊急声明を採択したあと、参加者全員がオスプレイの写真に×印をつけたボードを頭上に掲げ「オスプレイはアメリカへ帰れ」と、気勢を上げた。

集会後、JR岩国駅前までデモ行進し市民にオスプレイ配備反対をアピールした。
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