2番目のストレッチは股関節まわりに効かせます。左右開脚の下準備になりますので、じっくり取り組んでみてください。また、腰や背中にも微妙に効きますので、それを感じ取りましょう。体との対話、という感じです。
1つ目のストレッチは足の裏をくっつけた格好ですよね。その状態から片足だけ横に投げ出してください。体の真横に・・です。
背筋を伸ばして、お腹を床につけるイメージでゆっくりと体を前に倒していきます。息を吐きながら、ゆっくりと・・ ゆっくりと・・決して無理をせず、勢いをつけず、リラックスをして前に倒していきます。
ゆっくりと息を吐ききったら、今度は体を起こします。息を吸いながら、ゆっくりと・・ ゆっくりと・・
気分次第で2と3を数回繰り返してください。
3が終わったら、横に投げ出した足を戻して、数回呼吸をします。「バランス呼吸」をすることで、体がより柔らかくなるでしょう。
(バランス呼吸とは、左右や前後など対称となる部分のストレッチをする場合、片方を終えたら、すぐに逆側のストレッチをするのではなく、いちど楽な姿勢で呼吸を数回繰り返すことを言います。
【例】左右開脚
まず、左側に体を倒しながら、ゆったりと息を吐きます。そして、体を起こしながら、ゆったりと息を吸います。その後、すぐに右側のストレッチをするのではなく、体を起こした状態でゆったりと呼吸を数回します。これが、「バランス呼吸」であり、ストレッチを効果的にするためのコツです。)
「バランス呼吸」が終わったら、今度は逆側です。さっきとは逆の足を真横に投げ出して、同様のストレッチをします。
逆の足が終わったら、また「バランス呼吸」です。
1から6までを数回繰り返します。
文章で見るとわかりずらいと思いますが、写真を見ながら、ゆっくりと丁寧にやってみてくださいねっ。ポイントとしては、前回と同様、頭を床につけるのではなく、お腹を床に付けるようにすることです。そして、無理をしないこと。スパルタでストレッチをしても長続きしないし、怪我をするので絶対にNGです。
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