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ごあいさつ



 EMフェスタ2000実行委員会を代表してご挨拶を申し上げます。
 20世紀最後となります本研究発表大会に、全国各地のEM実践者の皆さんをはじめ、世界中から多くのEM関係者をお迎えすることができまして大変うれしく思います。
 本大会には海外から100名余り、県外からも1000名を超す参加を得ております。
 会を重ねて17回目となりました本大会は、吉田正ニ様によります「EMによる酪農を核とした環境保全・資源循環型農業について」についての報告を皮切りに13本の発表が今日、明日にわたって行われます。その他にも、パネルディスカッションや7つの専門分科会などを用意させていただきました。どうぞ、年に1回の様々なイベントを最後までお楽しみください。
 ところで、私が勤務しております具志川市では市長専用車をはじめ公用車にもEM を活用しております。特にEM-ZやEMセラミックスを投入したディーゼルトラックの黒 煙と臭いが抑えられまして、運転手や職員には大変喜ばれております。
 また、最近、文部省でも問題として取り上げられているものに「シックスクール症候群」がございます。これは、教室内の化学物質などによって汚染された、病気にかかりやすい学校のことをいいます。その対策として、市内にございます川崎小学校では、校舎の全面改築を実施しておりますが、ハィクオリティ、ローコスト資材、このEM関連技術を建設・建築資材に活用しまして、健康なエコスクールを目指して、現在建築中でございます。
 昨晩のことでございますが、EMホテルとして定着してきました春日観光ホテルにおいて、本大会に参加されます海外からのお客様との楽しくEM 交流会をもちました。 ミャンマーおよびドイツにおいて一生懸命にEM普及をしておられる方々と具志川市微生物応用研究会メンバーとの交換会がございましたが、EM料理を楽しみながら盛り上がり、大いにお互いに情報交換を行いました。このような交流が生まれるのも偏に比嘉教授が発見されましたEMのおかげでありますし、世界中に広がっているEM発展の賜であると感謝申し上げる次第です。
 結びになりますが、本大会の開催に向けてボランティアで参加いただきました大会実行委員会の皆さんに深く感謝申し上げます。
 そして各地のEM実践者の皆さん、遠路はるばるお越しいただきました発表者の皆さん、たくさんの援助をいただきました企業や団体の方々に心から感謝申し上げまして、本大会のご挨拶とさせていただきます。


平成12年11月11日
有用微生物応用研究会 第17回発表大会
大会実行委員長 知念信正