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メッセージ
EMフェスタ2000の開催に当たり、ごあいさつを申し上げます。
EM技術は、農業・畜産分野はもとより、環境問題、工業・医療など幅広い分野で活用され、沖縄発の技術として国内はもとより、広く海外へも広がりをみせております。
来るべき21世紀は、人口増加による食糧問題、地球温暖化などの環境問題、高齢社会の進展による健康問題など、人類が克服すべき重要な課題を抱えています。
こうした中で、EMフェスタ2000実行委員会会長の比嘉照夫教授をはじめ関係各位の御努力により、EM技術が人と環境にやさしい技術として国内外で認められ、今日もなお進歩し続けられていることに対し心から敬意を表します。
今年8月にまとめられました「沖縄経済振興21世紀プラン」最終報告では、沖縄経済の自立化を図る基本的考え方とともに、ゼロエミッション・アイランド構想等の施策の具体的方向が示されました。
このゼロエミッション・アイランド構想は、21世紀の沖縄が産業振興と環境保全とのバランスを保ちながら、本県の美しい自然を守りつつ豊かな暮らしを確保していくいわゆる、資源循環型経済社会の実現をめざしておいます。
また、沖縄県産業創造アクションプログラムでは、「ウェルネスアイランド沖縄の創造」を基本コンセプトに、健康関連産業のほか環境関連産業を将来の中核産業として位置づけ、振興を図っています。
この度のEMフェスタ2000を契機として、EM技術の研究開発、産業化がますます促進され、環境に調和する技術として県内産業の振興に大きく貢献することを期待いたします。
終わりに、皆様の今後の御健勝と御活躍を祈念申し上げまして、ごあいさつといたします。