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'12/10/1

小中一貫教育を考えよう



 三次市PTA連合会は30日、市が検討している小中一貫教育の導入について考える研修大会を、同市三次町の市文化会館で開いた。

 講演で、宮城教育大教職大学院の相沢秀夫教授(学校教育学)が「一貫教育は学校、家庭、地域が一体になるのがメリット。子どもに生きる力を身につけさせる施策になる」と導入を促した。

 市内の保護者代表たち9人が参加した討論会では「小中の教職員同士の連携で、授業の質が高まる」と期待の声が上がる一方で、「教職員は多忙。子どもと向き合う時間が今よりも取れるのか」と不安の声も出た。

 研修大会は、市が36の全小中学校で導入を検討中の一貫教育制度を保護者の立場で理解しようと同連合会が企画。約400人が聞いた。

【写真説明】討論会で小中一貫教育への意見を出し合う保護者代表たち




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