
もちろんコマンドは「ガンガンどんどこいっちゃってください、よっ、すごいすごい♪」一辺倒。
星振る腕輪を装備して、人外まっしぐらな素早さのフローラが、レオタード姿で鞭と魔法をぱむぽっぷん☆
グレイトドラゴンが現われた!
フローラ:「イオナズン!(ちゅど〜ん)」
主人公:「た〜まや〜♪」
双子(妹):「イオナズン相乗!(どか〜ん)」
主人公:「か〜ぎや〜ぁ♪」
双子(兄):「なに和んでるんですか、父さん!」
主人公:「だって出る幕ないんだもんよ」
フローラ:「あなた〜。お願いします。キラーマシンですわ」
主人公:「おっと、やれやれ。やはり女性は電化製品に弱いなぁ」
双子(兄):「それって、こういう意味でしたっけ…?…(’’;)」
ネーレウス:「じいもひと暴れいたしますかな…。マヒャド!」
主人公:「ばかっ。おのれは、いざという時のルーラとザオラル要員だろっ! MPかかえて控えとれ!」
ネーレウス:「そんなこと言おうものなら、ぢいちゃん必殺の…
バギクロス…v(`-\≧≧≧≧≧≧≧≧ 」
この間、主人公の主な役目は、先頭にたって一身に敵の的になることと、賢者の石での回復係。
厚生大臣の肩書きを得る。
『ガメゴンロードが現われた!』
ガメゴンロードは、激しい稲妻を呼んだ!(がらがらぴっしゃん☆)
ネーレウス:「ぬおおぉぉ、返り討ちじゃ。稲妻返し〜!!!!!(がらがらぴっしゃん☆)」
ゲレゲレ(キラーパンサー):「がうがうっ!(俺だって負けないポン! 稲妻〜!!!!!!(がらがらぴっしゃん☆)」
双子(兄):「地震カミナリ火事ギガディンー!!!!(がらがらぴっしゃん☆)」
主人公:「だー! うるせー!!!!!!!!」
双子(妹):「あのね、お兄ちゃん。ギガンテスさんに毒針入ると、ぷしゅうって倒れて楽しいのよっ♪」
双子(兄):「そ、そうなんだ…?…あの優しいアルティシアが…(T∇T) 」
双子(妹):「あとね。ゲレゲレちゃんの悪魔の爪もすごいんだよ♪ モンスターさんが、猛毒にやられちゃうんだからっ♪」
フローラ:「そうね。大きいモンスターが猛毒ですとんと倒れると、母さんドキドキしちゃう♪」
双子(妹):「ね〜♪」
双子(兄):「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛…<(T◇T)>」
フローラ:「あら。ジェリーマンだわ。せっかくだから、ゲレちゃんに変身させてから倒しましょうか♪」
双子(妹):「アンクルホーンさんの姿でもいいです♪ 叩き甲斐あるの♪(馬車から、嫌がるアンクルホーンを引きずり出す)」
双子(兄):「父さん! なんで家族を戦いに巻き込んだっ? 母さん…は、ともかく。妹は戦いをする人じゃなかった!(血涙)」
主人公:「母のように、いい女になるのだな…我が愛娘よ。(ふ)」
ためたお金で、装備をさらに強化。
エビルマウンテン内の宝箱も盗って、現在の、ネーレウスじいちゃんの装備はこちら。
| ヘッド |
サタンヘルム |
| ボディ |
ダークローブ |
| ガード |
ダークシールド |
| エモノ |
復活の杖 |
これ以後、ネーレウスじいちゃんのことは、「暗黒卿」もしくは「ダース・ネレウス」と呼ばせていただきます。
ライトセイバーはありませんが、手から電撃は出ます。<特技:稲妻
しかし、運の良さはまだ9…。オバQの呪いかなんか…?
ネーレウス:「すまんのう。じじい、もう老成しきっておるから、すてーたすも伸び悩みまくりなのじゃ、マイやんぐapprentice」
双子(兄):「いいえ、マスター! その御歳でなお、たゆまぬ前進をなされるとは、尊敬に値しますよ! うちの親父なんて、それに比べて…」
主人公:「ね。パルプンテ使っていいっ? ぱるぷんて。ぱるぷんて」
家族の形に、疑問を覚えるようすの双子(兄)。
反抗期の予兆かもしれぬ、うむむ。
こいつが言うこと聞かなくなったら、困るんだよな。
フバーハ使えるの、こいつだけなんだもん。<それだけか?
主人公:「しゃあない。さっさと乗り込むか!」
カジノで、余ったコインをエルフの飲み薬と世界樹の葉に変えまくる。
ファイト一発も買ってきたぞ。
準備万端。マーサを助けに、いざ出撃〜!
すでに歩きなれたエビルマウンテン。四国八十八カ所霊場めぐりのごとく厳粛に、呪文をとなえつづけながら歩くフローラ。元・修道女。
フローラ:「魔王×ゲマ。ゲマの純愛SM・つゆだく風味!」
フローラ:「イブール総受け・監禁陵辱触手プレイ!!!」
双子(兄):「父さん! か、か、かあさんがナニカおぞましい台詞を、流れるような口調でとめどなく…っ!!!!」
主人公:「うん? あれはザラキだ」
双子(兄):「は? そんなわけないでしょ。字数合いませんよ、父さんっ」
主人公:「ザラキっつーたら、ザ・ラ・キ・! それが証拠に、モンスタ-たちが瞬間的に命の火を消されている…(遠く)」
双子(兄):「僕の心臓だって、止まりそうです!…って、母さん! 身内や知人の名前はやめてください!!!! お願いですからっ!!!!!!!!(血涙)」
フレアドラゴンが現われた!
フローラ:「マドハンド×フレアドラゴン。マドハンドが仲間を呼んでの泥んこねとねとプレイ!」
フレアドラゴン:「…Σ(T□T) 」<ショック死
主人公:「はい、お母さんの見事なザラキに拍手〜♪(ぱちぱちぱち)」
そんなこんなで、エビルマウンテン登頂。
祭壇で祈りをささげている、あの後姿は…
主人公:「出たな、黒幕! いくぞ、皆! ガンガン!!!!」
フローラ:「違います! あの気高き腐れオーラは、まごうことなきマーサお義母さまですわ!!!!!!」
マーサ:「ああ…、母はどんなにかあなたに会いたかったことでしょう…」
(中略)
マーサ:「今こうして、あなたに会っていることが、まるで夢のようです」
(中略)
マーサ:「さあ、下がりなさい…」
(中略)
フローラ:「きゃああああっ! お義母さま!!!!」
双子(妹):「おばあちゃん!」
双子(兄):「あの火球はっ!!!!!!!!!!!」
ダース・ネレウス:「祖母殿っ!」
主人公:「え? どったの? なにがあったのっ?」<クラスにひとりは居る奴。たいがい、ふたりは居ない。
命にかえての祈りで魔王ミルドラースの力を封じようと祈るマーサ。
その頭上に突如現われた赤き火球。
マーサは直撃をくらい、吹っ飛ばされる。
火の球とくれば、そう。
恨み度重なるゲマの登場だ。
主人公:「ゲマ…。戦いの前に…おまえにひとつ、尋ねておきたいことがある…」
ゲマ:「…ホホホ。愚かな人間ふぜいが、一体なにを?」
主人公:「あんたの、その長すぎるアゴ。下向いたりすると、自分に刺さんない?」
ゲマ:「な…、な…、な…っ。このっ…、ばっ…、きさっ…!…ッ…!」
主人公:「よーし、くるぞくるぞ。いいな皆〜…い〜ち! に〜ぃ! さん!」
ゲマ:「ダーッッ!!!!!!!!!!!!!」
ヽ(´▽`)/〜♪<猪木イズム
テーマ曲に合わせて、バトル開始!
ゲマには攻撃魔法効き放題につき、作戦はもちろんフローラボンバイエ!
メラゾーマ使いのゲマには、やはりメラゾーマで迎え撃つべし。
世界一のメラゾーマ使いの称号を賭け、フローラは巨大な火球を虚空に現しては、ズドン、ズドンと落としてゲマのHPを奪っていく。
フローラ:「カ・イ・カ・ン…♪」
双子(兄):「母さんがゲマみたい…」
この間、主人公はファイト一発を愛飲。攻撃力を2倍にしての、ボコ殴りモード発動。
娘は、多少効率が悪いものの、イオナズンを連発して母フローラに続く。
勇者であるところの息子は、パーティの守備と回復を担っているぞ。
最初にフバーハとルカナンでパーティの防御を固めると、あとは用なし。
賢者の石をかかげて、皆の体力回復に努める。<息子は、父から厚生大臣の役職を譲り受けた!
双子(兄):「父さん? 何をサボってるんです。攻撃してくださいよ」
主人公:「だってフローラが、とどめはメラゾーマでさしたいって言うから…(『主人公は身を守っている』)」
双子(妹):「お母さん、がんばれ〜♪(応援席)」
フローラ:「メラゾーマ!!!!!!」<とどめ
ゲマ:「げっはあー…!!!!!!!」
最初と最後の一撃を、ともにフローラがメラゾーマで征する。
主人公:「よしっ! きれいにまとめたところで、魔王のとこに行こうか♪」
マーサ:「ミルド…ラースの…、ま、魔力を…」
主人公:「あ…。(忘れてた…)」
すげえ…。まだ生きてるよ…。
気力…、それは美しい…。
這い上がり、再び祈りを捧げようとするマーサ。HPがいくつあるのか、気になる。(でも、あのパパスの妻だしな…)
そんなマーサに、今度は魔王の雷が!
マーサ:「こ、こんなはずは…。そ、それほどまでに、ミルドラースの魔力が…っ」
主人公:「その言い草…。まるで、ほんとに貴女が悪役みたいです、母さん…」
マーサ:「か、神よ…。私のかわいい息子のため、いまひとたび私に力を…」
その時、虚空からパパスの亡霊が!!!!!!
パパス:「マーサ…。マーサ、もうよい…。おまえは十分よくやった…」
マーサ:「あ、あなた!」
魔王のおひざもとどころか、祭壇であるこんな場所に、水戸黄門のごとくばっちりきっちりタイミングをはかって出てくるパパス。
魔王、立場ないじゃないですか…。
パパス:「どうやら私たちの子は、私たちを越えたようだ。子供たちの未来は、子供たちに託そうではないか。
さあ、マーサ。こっちへおいで…」
マーサ:「はい、あなた…」
主人公:「招いてる! 橋の向こうから、亡者が招いてるよっ! 見ちゃったよ! こえエェェェッッ!!!!!!」
パパス:「私たちはいつでも、おまえたちを見守っている…。頑張るのだぞ…」<フェイドアウト
………手に手をとって、心残りのひとつもなさげに成仏しやがりました、この両親…。
『魔王の力がこれほどまでに…!』
とか、なんとか血反吐にまみれて吐いた己の台詞も、忘れちまったんでしょうか、おっかさん…。も少し心配とかしないか、ふつう…?
ダース・ネレウス:「たたみかけるような、ご夫妻じゃったのぅ…」
主人公:「……悲しいときー。
最終戦の前に占いをしてもらったら、ドクロや骸骨まみれのカードをひかされて『未来は明るいです♪』とか、引きつった表情で白々しくのたまわれたときー……」
双子(兄):「悲しいときー。
おまえは伝説の勇者だって、もてはやされて挑んだのに。勇者でも倒せないって断言されたうえ、さらに魔王の力が強まってると見せつけられたときー…」
主人公:「……こっちきて二人でまえならえでもするか、息子」
双子(兄):「そうですね。頭をさげればぶつかりませんから」
双子(妹):「お母さん! お父さんとお兄ちゃんが、アルゴリズム体操はじめちゃった! また難しいネタふりよっ!」
フローラ:「待って。行かないで、お義母さま! せめて最後に、この人(主人公)をもう一度…抱きしめてあげて欲しかった…!」
フローラのこの台詞(だけ)は、まじ泣けた…。
主人公:「…フローラ…っ」
フローラ:「!Σ( ̄□ ̄; お義母さま! そういえば、夏コミの参加票とチケットはっ?」
主人公:「…悪魔の壺のなかにでも、隠してあるんちゃうかー…(泣)」
捜しながら行くであります、軍曹殿。
マーサ:「あ、そうそう。そこらに聖なる水差しがあるから。それ使って、よろしく頼むわね♪」
聖なる水差しで、マグマを冷やし。
乗り込むぞ、魔王ミルドラースの聖域へ!
のはずが。
宝箱はあるし、楽しい仕掛けもあるダンジョンだったりして、つい長居してしまう行楽気分なご一行様。
だって、経験値をたくさんもってるメタルキングがうようよいるんだもん。
くそう。欲の皮がつっぱって、先に進めない〜!
これが魔王の罠だとしたら、なんと完璧にこちらの性格を読みきっているのだ!
うえぇぇぇんっ。
魔王め〜。
首を洗って、もうちょい待っててね♪(はあと)