オスプレイ 6機が普天間基地に到着、沖縄県では反発強まる
アメリカ軍の垂直離着陸輸送機「オスプレイ」6機が1日午前、沖縄県の普天間基地に到着した。配備計画の中止を求めていた沖縄県では、反発が強まっている。
1日午前、一時駐機していた山口県の岩国基地を飛び立ったオスプレイ6機は、正午前までに沖縄県の普天間基地に到着した。
2日以降、アメリカ軍は、残りの6機を岩国基地から移動させるものとみられている。
一方、政府に対し、配備計画の中止を求めていた沖縄県の仲井真知事は、宜野湾市の佐喜真市長とともに、市役所の屋上から普天間基地を視察した。
沖縄県の仲井真知事は「不安が払しょくされる状態までもってこないと。こんな街の中の飛行場で使うというのは、どうみても無理がある」と述べた。
普天間基地のゲート前では、市民団体などがオスプレイの強行配備に抗議の声を上げていて、沖縄での反発がさらに強まるのは確実な情勢。