日焼け止め化粧品、UVカットが紫外線をさえぎるしくみ
日焼け止め化粧品には紫外線が肌の内部に届くのを防ぐ成分が配合されています。
その成分には大きく分けて2つの種類があります。
1 紫外線散乱剤=紫外線を反射して日焼けを防ぎます。
<代表的な紫外線散乱剤>
酸化チタン、酸化亜鉛紫外線散乱剤を含む日焼け止め化粧品を塗った肌紫外線散乱剤と紫外線
2 紫外線吸収剤=紫外線を肌の表面で吸収します。
<代表的な紫外線吸収剤>
ケイ皮酸誘導体(メトキシケイ皮酸オクチル等)
パラアミノ安息香酸誘導体(ジメチルPABAオクチル等)
ジベンゾイルメタン誘導体(t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン等)
紫外線吸収剤を含む日焼け止め化粧品を塗った肌
紫外線吸収剤と紫外線
太陽の光と紫外線
地上に届く太陽の光には、目に見える光と目に見えない光があります。目に見える光は「可視光線」といい、虹のように赤から紫までの色を持っています。目に見えない光には赤外線や紫外線があります。紫外線はUVAとUVB、UVCの3つに分けることができます。UVCとUVBの一部は地上に届かないので、この3つのうち、日焼けの原因になるのは、UVAとUVBです。日焼け止め化粧品にはこの2つの紫外線を防ぐ工夫がされており、それぞれUVAを防ぐ効果の目安としてPAが、UVBを防ぐ効果の目安としてSPFが表示されています。
SPFはUVBを防ぐめやす
太陽からの紫外線の中でUVBが占める割合は10%に満たないわずかなものです。でも、UVBは肌に炎症を起こし、色素沈着を起こす原因にもなります。繰り返しUVBを浴びると肌の老化や皮膚がんを誘発するおそれがあります。Sun Protection Factor サン プロテクション ファクターSPFはUVB防止効果の程度を「数値」で表したもので、UVBによって肌が赤くなる性質を利用した測定方法で求めることができます。1992年に日本化粧品工業連合会がその測定方法の基準を定めました。SPFは2から50までの数値で表されますが、表示する数値には上限があり、「50+」が最高です。<注意>海外では測定基準が異なる部分がありますが、数値の意味と効果はほぼ同じです。
PAはUVAを防ぐめやす
UVAは肌を黒くするほか、皮膚の奥深くに侵入するので、長期間浴びると肌の老化につながります。Protection Grade of UVA プロテクション グレイド オブ UVA、PAはUVA防止効果の程度を「記号」で表したもので、UVAによって肌が黒くなる性質を利用した測定方法で求めることができます。日本化粧品工業連合会がその測定法の基準を定めましたが、PAはその効果を実感しにくく、長期的な悪影響を数値にすることが難しいため、SPFのように数値化しませんでした。また、海外には今のところ確立された測定法がありません。PA+→ UVA防止効果がある。PA++→ UVA防止効果がかなりある。PA+++→ UVA防止効果が非常にある。
日焼け止め化粧品を塗るときのコツ
PAとSPFは化粧品を1平方センチメートル当たり2mgずつ皮膚に塗ったときの値です。 1平方センチメートル当たり2mgずつの量を塗ろうとすると、肌が白っぽくなってしまうので、実際に化粧品を使うときは、もっと薄く塗ってしまうのが普通です。 化粧品を塗った後で汗をかいたりタオルで拭いたりすると、紫外線を防止する成分が肌の上でバラバラになり、そのすき間から紫外線が肌に当たるので、日焼け止め化粧品の効果が減ってしまいます。<ポイント>日焼け止め化粧品は、ムラなくたっぷり塗って2、3時間おきに塗り直して使うと効果的です。
日焼け止め化粧品は 賢く選んで使おう
PAとSPFは日焼けを防止する目安ですが、一定の条件で測定された客観的な値です。日常生活では目的に合わせて、賢く日焼け止め化粧品を選んで使うことが大切です。用途に合わせて上手に賢く使いましょう。レジャーとSPF、PAの値 1 日常生活ではSPFは低くても大丈夫。肌に合う感触の良いものを選びましょう。 2 炎天下のレジャーでは、高PA、高SPFのものをたっぷり塗り、こまめに塗り直しましょう。 <参考>肌に合う化粧品を選ぶための化粧品は顔に使うことが多いので、顔で試すのがよいと思われがちですが、万一炎症が起きた時のことを考えて、パッチテストでは化粧品が塗りやすく、炎症が起きても目立ちにくい場所で試します。腕の内側など目立たないところに化粧品を塗り、2日後に赤くなったり、かゆくなったりしていないかどうか確かめてください。
ライフスタイルに合わせた日焼け止め選び
いつも同じ日焼け止めでケアをしていて、肌トラブルを感じたことはありませんか?紫外線を浴びる量は、季節や時間帯、屋外での活動時間や仕事をする場所、屋内でも窓際かどうかなど、さまざまな条件によって変わってきます。また、いつも高SPF、PAの日焼け止めを使い、乳液やファンデーションにも日焼け止め成分が入っている化粧品を使っているのに、なぜか日焼けしてしまう…という方は、意外に多いのではないでしょうか。これは、日中活動する中でかく汗や皮脂などにより、日焼け止めが落ちてしまうことが原因です。だから、むやみに高いSPF、PAの製品を使っていれば一日中安心、といわけではありません。日焼け止めの塗りなおしが美肌を守る そのため、日焼け止めの塗りなおしが重要になってきます。冷房の効いたオフィスでの一日過ごすなら、UVカット効果のあるパウダーファンデーションを塗りなおすことでUVカットが出来ますが、日中の外回りや屋外での活動では、それだけでは不安です。しかし、お化粧の上から日焼け止めクリームや乳液を塗ると、崩れやすくなってしまいます。一度お化粧を落としてからの塗りなおしも、度々やるのはめんどうです。日々のUVカットアイテムを選ぶときに重要なポイントは、1.いつどこでも使えて、2.携帯に便利、そして3.肌に優しいということです。いつどこでも使える日々の忙しい生活では、外出したときにいつでも、お化粧直しが出来る場所がすぐに見つかるとは限りません。そして、日焼け止めを塗りなおすためだけに、十分な時間を取れるわけではありません。なので、急に外に出るという機会が出来たときや、日差しが強いな、と感じたそのときに、ササッとひと吹きすればUVカットが出来る、スプレータイプが重宝します。携帯に便利はお気に入りのUVカットアイテムは、年中どこへでも持ち歩くことがベスト。たった一日対策を怠るだけで、あなたの肌は蝕まれていきます。いつどこでも紫外線対策を心がけるのが美肌への近道です。そのため、手軽に持ち歩けるサイズ、重さであると言うことは意外に重要なポイント。また、外出先で使うためには、手が汚れない方がいいですよね。使うたびに、あの日焼け止めクリーム独特のニオイが手に付くとなかなか取れません。手を汚さずにUVカットできるのはスプレータイプの強みです。お肌に優しいのは日焼け止めってお肌に良くないんじゃないか…?そう思って日焼け止めを毎日使うのをためらっている方も多いのではないでしょうか。確かに、日焼け止め成分のなかには紫外線吸収剤など毎日使うものだから、お肌に優しくなければいけません。敏感肌の方は、パラベンフリーのものを選ぶというのも一つの方法です。
よけいな日焼けはシワのもと
自分の顔が「老けた」、「オバさん化した」と最もはっきり気づくのは、どんなときでしょうか。 それは、これまでなかったシワに気づいたときではないでしょうか。シワは、20代の頃からまず、目元に現れます。目の下や目じりに小ジワとして現れます。そして、年齢とともに口のまわり、眉間、額など顔全体に広がっていきます。このように、年齢を重ねることにより出来てくるシワとは別に、紫外線を浴び続けることによって出来るシワもあります。漁師や農家の人など、毎日屋外で活動する人々の顔には、相当深いシワが刻まれていることがあります。このようなシワは、紫外線が原因です。これを光老化によるシワと呼びます。シワも、単なる加齢のためではなく、紫外線による日焼けによって引き起こされる現象なのです。シワはなぜ出来る?シワは、真皮の変化が原因で生じます。真皮とは、皮膚を構成する組織の一つで、表皮のすぐ下に位置しています。真皮は肌の弾力性を保つコラーゲンや、エラスチンなどの繊維、それらの間を生めるヒアルロン酸などの基質から成り立っています。お肌のハリや弾力はこれらの組織に大きく作用されています。ところが、お肌が紫外線を受けると、これらの組織が変質されてしまいます。コラーゲン繊維は小さく切断され、エラスチンも変性します。このため、皮膚が弾力を失ってたるみ、シワになります。太陽光をわずか数分あびるだけで、数時間後から皮膚のコラーゲンを小さく切断してしまう酵素(コラゲナーゼ)が作られ始めるのです。子どもの頃には、切断されたコラーゲンやエラスチンを再生する能力が高いのですが、年齢とともにその能力が衰えていき、シワとなって蓄積していくのです。 若いときに紫外線を浴び、切断された皮膚の繊維が、年をとってからシワの形で現れてくるのです。
SPF数値と効果の違い
日焼け止めの性能の表記に「SPF」と「PA」というのがあるのは皆さんもよくご存知だと思います。しかし、具体的にこれらが何を表しているのかわからない方も多いのではないでしょうか。これらの表記は、自分のお肌のタイプや日中活動の状況に合わせて、日焼け止めを選ぶ目安になります。SPF30やSPF50などと表記されているSPFと言う値は、日焼けで赤くなるまでの時間を引き延ばす力を表しています。また、PA++などで表されるPAは、日焼けで色が黒くなるまでの時間を伸ばす力を示しています。これらの数値は、それぞれの日焼けのタイプ(紫外線を浴びてから肌がどのように反応するか)や、紫外線を浴びるときの状況によって適する値が変わってきます。日焼けのタイプと適したSPF、PAの選び方ここで問題です。次のうち、最も高い値のSPF、PAの日焼け止めを塗る必要があるのはどの日焼けの仕方のタイプでしょう?紫外線を浴びるとすぐ赤くなり、ときにはやけどのような状態になるが、黒くはならない。 紫外線を浴びるとすぐ赤くなり、そのあと少し黒くなる。紫外線を浴びてもあまり赤くならず、すぐに黒くなる。正解は、1.の「紫外線を浴びるとすぐ赤くなり、ときにはやけどのような状態になるが、黒くはならない」タイプです。このようなお肌タイプの方は、とてもお肌が白いので、「自分は日焼けをしない体質」と思い込んで、UVケアを怠ってしまう場合があります。このタイプの方が、海などのレジャーへ行って紫外線を直接浴びると、大変なことになります。また、黒くなっていないからと言って、紫外線を浴びていないわけではないので、年齢を重ねると、シワやシミが目立ってくるのがこのタイプです。このタイプは3時間以上の外出では、SPF50、PA+++という最強の製品を選ぶ必要があります。その他の日焼けタイプの方には、高SPF、PAの日焼け止めを使う必要はないのでしょうか。日焼け止め製品は、高SPFのものになれば、肌に悪いと言うイメージを持たれている方も多いと思います。確かに、紫外線の少ない時期や紫外線をさほど浴びない生活を送っている場合では、むやみやたらと高い値の製品を使う必要はありません。だからといって、高SPF製品が不要か、と言われればそうではありません。紫外線量の多い時期や、地域(海外など)、屋外での活動状況に応じて高UVカット効果のある日焼け止めを使う必要があります。高SPFとアレルギー、研究者の調査によると、実際に日焼け止めを使用してアレルギー反応が出たというケースは少なく、紫外線を浴びることによるトラブルのほうが見逃せないと言うことです。アレルギーテストをきっちり行った、低刺激の高SPF製品は、私たちの強い味方といえるのではないでしょうか。
シミに効く美白化粧品の選び方
自分のお肌に合った化粧品を選んでいますか? 美白化粧品は、普段の基礎化粧品の中に取り入れるのがよいでしょう。そうすることで、毎日のお手入れの中でお肌を白くしていくことが出来ます。美白化粧品選びは、その他の化粧品と同じように、自分のお肌の状態とよく相談をして選んでいくことが重要です。肌あれなどの化粧品による肌トラブルの原因のほとんどが、自分のお肌の状態に合わない化粧品を使ったことによるものです。乾燥肌、オイリー肌、敏感肌、混合肌など、それぞれのお肌の状態に合わせたものを使うことで、肌トラブルを最小限に抑えることが出来ます。それぞれの肌タイプと効果的な美白化粧品、乾燥肌タイプの人は、基本的にお肌の水分が足りていません。美白の前に、まず皮膚を十分に保湿することが大事です。保湿効果の高い化粧水の後、乳液やクリームで潤いを閉じ込めます。コットンパックなども効果的です。オイリー肌タイプの人は、油分が多く出ますが内側は乾燥している場合が多いです。過剰な皮脂は取り去り、水分をたっぷり与え保湿する事が大切です。油分を多く含む乳液やクリームはニキビなどの肌トラブルのもととなりますので、オイルフリーの化粧品を選びましょう。化粧水も、しっとり系よりさっぱり系のものを使いましょう。敏感肌タイプの人は、外からの刺激をお肌が受けやすい状態になっています。アルコール、防腐剤など特定の成分に反応を起こす場合があるので、必ずパッチテストを行うことをおすすめします。肌が荒れて化粧品がしみる場合は、低刺激の基礎化粧品を使い、保湿を重視して肌の機能を回復させることが大切です。また、アトピーなどの皮膚炎も紫外線からの影響を受けやすいので、UVカットをしっかりすることが大事です。
メラニン色素の役割
お肌の色の違い、それはメラニンによるもの、お肌の白い人、小麦色の人、人それぞれ肌の色は違いますよね。各々のお肌の色を決めるのはメラニン色素のはたらきによります。メラニンが多いと、肌は黒くなります。白色人種はメラニンが少なく、黒色人種は多いのです。日本人は、ちょうどメラニン色素が中間量、日本人などのアジア人は黄色人種と呼ばれますが、メラニンの量は白色人種と黒色人種の中間くらいです。メラニンを作り出すのは表皮の奥の基底層と言う部分にある色素細胞(メラノサイト)です。メラニンはお肌を黒くする元凶…と毛嫌いしてはいませんか?実はメラニンは、私たちのお肌を紫外線から守ってくれる役割をしているのです。人間の表皮の奥にある細胞は、分裂して新しい細胞を絶えず作り出しています。この細胞の遺伝子が紫外線によって傷つき、元通りに治らずに異常を起こしたまま分裂すると新しい細胞のDNAに異変が生じ、皮膚がんになる恐れがあります。そこで、紫外線が及ぶのを食い止めるために、メラニンが生成されます。外からの紫外線の刺激に対抗して紫外線を吸収、撹乱し、紫外線の害が皮膚の中に及ばないような働きをしてくれるのです。嫌われがちなメラニンだけど、わたしたちの紫外線対策にはなくてはならないのです。
メラノサイトとは?
色素細胞(メラノサイト)って知っていますか?皮膚の奥でメラニンを作っているのは、色素細胞(メラノサイト)と呼ばれる細胞です。表皮と真皮の境界線上で、規定細胞の間にある星のような形をした細胞です。皮膚が紫外線を受けると、メラノサイトの活動が活発化します。メラノサイトの中でチロジナーゼという酵素が働き、メラニンが作られるのです。メラノサイトの数は、人種に関係ない!?メラノサイトの数は、白人、黒人ともに変わりないとされています。しかし、白人のメラノサイトではチロジナーゼの働きが抑えられるのに対して黒人のメラノサイトはその働きが盛んでメラニン形成が多く、肌の黒味が強くなると言われています。黒人でも、手のひらと足のうらにはメラノサイトはありますが、チロジナーゼの働きがないため、白く見えるということです。メラノサイトの活動は、紫外線により活性化し、メラニンを作ります。しかし、何らかの原因で紫外線を受けていなくても刺激が与えられメラニンが作られる場合があります。妊婦が乳首、わきの下、下腹部に線状の色素沈着が目立つのも、妊娠中は色素細胞刺激ホルモンの分泌が多くなるためです。メラニンは、紫外線を体内に入り込むのを防ぎ、私たちの皮膚を守る役割を果たしています。しかし、シミやソバカスは私たちの大きな悩みでもあります。普段から紫外線対策を怠らず、むやみにメラノサイトを刺激しないことが美白への第一歩といえそうです。
メラニンの排出が大切
「お肌の黒さ」と「メラニン」の関係、一度作られたメラニンは、どんどん体内にたまっていき、私たちのお肌はどんどん黒くなっていってしまうのでしょうか?そういうわけではありません。作られたメラニンは、一定期間を置いて体外に排出されるのです。日焼けしても、時間がたつと元の色に戻りますよね?誰でも、一度日焼けをしても、時間がたてば色が落ち着いたりまたもとの肌の色に戻ったりするということを経験的に知っていると思います。それはどういったメカニズムなのでしょうか。表皮の奥にあるメラノサイト(色素細胞)で作り出されたメラニンは、その周りにある基底細胞に送り込まれ、蓄えられます。このメラニンが皮膚に透けて見えるため、肌が黒く見えるようになるのです。メラニンはメラノサイトで新しく作り出される一方で、さまざまな道を通って体外に排出されます。メラニンがどのくらいの期間皮膚にとどまっているかははっきりしていませんが、大体1ヶ月ほどといわれています。素早い排出が黒いお肌とおさらば出来る秘訣、基底細胞に蓄えられたメラニンは、皮膚のターンオーバーとともに皮膚の表面に向かって押し上げられ、角質とともに皮膚の表面からはがれ落ちていきます。これがうまくいかず、ずっと肌に滞留した状態になってしまうと、シミとなって目立ってしまうのです。ここで注意してほしいのは、メラニンは時間がたてばそのまま排出されるわけではないということです。メラニンは生成された直後は薄い茶色ですが、表皮付近で紫外線を浴びたりして酸化されると色の濃い黒褐色のメラニンに変化するのです。日光を浴びると、メラノサイトを刺激してメラニンを新しく作り出すだけではなく、以前作られたメラニンの色を濃くしてしまうのです。日光に長く当たった直後に皮膚が黒くなるのは、前からあったメラニンが参加され黒く変化するためです。出来てしまったメラニンは、肌のターンオーバーを正常化し、速やかに体外から排出しなければ、お肌はいつまでたっても黒ずんだままになってしまいます。
メラニンとシミの関係
いつの間にか顔のいたるところに見られるシミ・・・。お肌の悩みのうち、30代前後の女性が最も気になるトラブルの一つではないでしょうか。シミとは、顔に出来る色素沈着のことです。メラニンが肌に沈着している状態をいいます。なぜ、肌全体ではなく、ある一部だけが色が濃くなり、シミになるのでしょうか。それは、色素細胞のメラニンを作る働きに関係する遺伝子に突然変異がおき、メラニンが大量に作られたためです。シミの直接の要因となる要素について以下のようなものがあげられます。シミができる原因とは1.日光にあたった後に出来る、皮膚が日光に弱く、そのためかぶれを起こした後、シミになる場合があります。肌が白く、普段あまり日焼けをしないタイプのお肌の人の場合が多いです。2.肝臓、卵巣の働きが悪いと出来る、中年以上の女性に多い。肝臓、卵巣の働きが悪い人は、日光に対してお肌が敏感になっています。3.妊娠すると出来る、妊婦に限らず、卵巣機能が悪くなってしみが出来る場合があります。特に、妊娠1~2ヶ月は目立ちやすいです。しかし、分娩後2,3ヶ月すると自然に消えていくので、多くの場合長く残ることはありません。4.精神的な要因により出来る、シミが急激に出来た人の場合、それが出来る1,2ヶ月前に家庭内やその他のトラブルがあり、精神的に悩み事を抱えていたというケースがあります。メラノサイト(色素細胞)は神経系性のもので、精神的影響を受けやすいのです。これらの要因の一つが原因で出来ると言うわけではなく、様々な要因が複合的に重なり合いシミと言う形になって現れるのです。
メラニン生成のコントロール方法
どんなタイプのシミでも、紫外線が強力な増悪因子であることは間違いありません。シミを消したり薄くするための対策をいくら熱心にやっても、紫外線対策なしには十分な効果が期待できません。その後の新しいシミの発生を防ぐためにも、UVカット対策を万全にしておくことが基本です。UVカットがとっても大事、UVカットに重点を置いて、メラニン生成をコントロールしましょう。メラノサイト(色素細胞)は、紫外線を受けると活性化し、メラニンを作り出します。新しいメラニンを出来るだけ増やさないために、日光を肌に直接当てないようにする努力が必要になります。気をつけよう紫外線対策、1.日焼け止めはこまめに塗ることが大切、2.帽子や日傘などで日差しをさえぎる物理的遮断も忘れてはなりません。40代以降に生じてくるシミは、長年にわたって紫外線を浴び続けてきた証拠のようなものです。これを予防しようと思うなら、出来るだけ早いうちからUV対策をする必要があります。子どものうちからやる必要がありますが、今まで対策をしていなかった人も、気づいたその日から始めることが、美白への第一歩といえるでしょう。
進化するUVカット化粧品!
UVケアは今や夏だけのものではありません。紫外線が肌の老化に大きく関わっていることが知られるようになってから、UVカット化粧品はより使いやすく、より機能性の高いものへと進化してきました。このサイトでは今注目を集めるUVカット化粧品にスポットを当て、最新の人気ランキングから特に品質の高いおすすめの製品を解説しています。ぜひ参考になさってください。
スクウィナ 薬用UVホワイトニングベース
【SPF30、PA+++】ファンデーションの代わりにも下地にもなる、ほんのり色つきのUVクリームです。スクワラン、コラーゲン、エラスチンなどが配合されているため保湿効果も高く、美白も期待できるという多機能タイプ。日常の紫外線をしっかりとガードできる数値なのが嬉しい。普段使いとして肌にできるだけ優しいものをお探しの方におすすめ。
長寿の里 さんごでUV
【SPF32、PA++】霧島の自然水をベースに鹿児島県桜島の火山灰、サンゴ末、美容成分タカロフェンなどを配合したユニークなUVクリーム。使ってみんしゃいよか石けんでおなじみの長寿の里の製品らしく、天然成分にこだわり、旧指定成分、香料、着色料は無添加です。さらっとした感触で使い心地がよく、化粧下地としてもお使いいただけます。
リアンフルール シルキーモイストファンデーション
【SPF22、PA++】化粧水を使ったとはこれ1本でOKという、UVカット効果のある多機能ファンデーション。コラーゲンやヒアルロン酸をはじめ5種類のオーガニック植物エキスを配合。香料、鉱物油、合成着色料、パラベン、紫外線吸収剤など肌に負担をかけるものを徹底排除しています。商品到着後10日間まで全額返金保証付き。
24h パウダーファンデーション
【SPF15、PA++】マリエのCMで話題の24hコスメ。化学成分不使用のため、24時間落とさなくてもOK!なのにしっかりUVケアまでカバーしてくれる、スグレモノのミネラルファンデーションです。下地クリームは不要ですが、ファンデのノリをアップさせる「UVベースローション【SPF15、PA++】」をプラスしても。敏感肌の方にもおすすめ。
ドクターケイ ケイトリートメントUVベース
【SPF30、PA++】皮膚科専門医が開発した化粧品シリーズ「ドクターケイ」のUV化粧下地。UVカット効果の他に特にカバー力に優れ、毛穴や小じわをしっかりと隠してくれます。UV化粧下地にありがちな白浮きや使用感の悪さがなく、ファンデーションのノリもぐっとアップさせてくれます。梨花さんのお気に入りとして紹介されたアイテムとしても有名。
パイナップル豆乳UVスキンケア
【SPF30、PA+++】ムダ毛処理ローションで旋風を巻き起こしたパイナップル豆乳シリーズからUVカットアイテムが登場!ムダ毛をケアしながら紫外線もしっかりカットしてくれるというとてもユニークな製品です。自然の成分にこだわり、7種類の天然ハーブ配合。徹底的に肌へのやさしさを追求しています。化粧下地としてもお使いいただけます。
オンリーミネラルファンデーション
【SPF17、PA++】テレビショッピングでもおなじみ、くるくるトントンのミネラルファンデーション、オンリーミネラルがUVカット力にもすぐれていることはあまり知られていないところなのでは。つけたまま眠れるというほど肌に優しいのに、普段使いでは十分なほどの紫外線ケアを実現。クレンジング不要の軽さ、心地良さをぜひ体験してみて。
オードヴィーブ・サンスクリーン
【SPF25、PA++】日焼け止めとスキンケアを両立させた美容液仕様のUVカット製品として今、人気急上昇中のアイテム。全成分が天然由来で敏感肌、乾燥肌、トラブル肌の方にも安心してお使いいただけます。ローズオットーの香りも人気が高く、満足度90%という点にも注目。送料無料のお手軽お試しサイズもあります。
サンセリテ札幌 しっとり薄化粧
【SPF30、PA++】アスタキサンチン、コエンザイムQ10、コラーゲン、スーパーヒアルロン酸を配合した無添加・無香料のナチュラルクリーム。カバー力や保湿力も十分で、下地クリームとしても薄付きのファンデーションとしてもお使いいただけます。好評だった「UVクリーム薄化粧」からリニューアルされ、使い勝手もぐっとアップ!
PIUESTETICA UVスキンバリアベース
【SPF20】エステティシャンが知識と経験、お客様の声を元に考案したシリーズ、ピュウエステティカの日焼け止め下地クリーム。ナノサイズで配合された各成分が紫外線をしっかりとブロックします。美肌効果に重点が置かれ、肌に透明感を与えながら肌色をコントロール。ファンデーションのノリや持ちがワンランクアップする仕上がりの良さが魅力です。UVケアは夏だけで十分?日焼けには縁がないと考えられる雨や曇りの日、冬の間にはUVケアをしていないという方も多いのではないでしょうか。しかし、これは大きな問題です。雨や曇りの日、冬の時期にも紫外線はたくさん降り注いでいるからです。紫外線の量の目安としては晴れの日に比べ雨の日が約4分の1、曇りの日に至っては3分の2程度も降り注いでいます。その量は確かに晴れの日ほどではありませんが、毎日のことだけに、これは侮れない数字です。また、一年のうちで一番紫外線が強いのが6月であることをご存知でしょうか?次いで7月、5月。8月にはしっかりケアしているけれど、5月、6月頃のケアはおろそかになってしまっている方には、ちょっと衝撃的な事実かもしれませんね。紫外線は肌を老化させます。晴れの日や真夏以外の時期にも、ぜひ肌に負担のないUVカット化粧品で大切な肌を守るようにしてくださいね。