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    <解説>
        エセリアル・ラマ(Ethereal llama)は長期褒章で手に入るアイテムの一種。
        ミニチュアのような形で持ち歩く事ができ、使用すれば透明のラマとして騎乗できる便利なアイテムで、高額で取引される。
        色付きサンダルは、裁縫(Tailor)のバルクオーダーをこなした時に手に入る報酬。
        当時はそれなりに価値もあったが、エセリアル動物には遠く及ばない。
        そのように価値の違う物品で交換を申し出る人がいるはずがない……。うまい話には裏があるというわけです。

        さて、話は変わってペット譲渡について。
        むか〜しの仕様だと、ペットの譲渡(Transfer)は飼主の一方的な命令であり、現在(2004/05/17)のようなトレードウィンドウが開く
        売買システムではなかった。
        このためペットの売買時は、ペットを先に譲渡すると代金を払わずに逃げる詐欺や、代金を先に払うとペットを譲渡せずに逃げる詐欺を
        行う者がたまにいた。(第34話参照
        そえゆえにペットの売買は信用商売であり、顧客に信頼されるテイマーとなるべく働くのが楽しく、個人的には好ましいシステムだったのだが
        『詐欺しやすいシステムなんて間違ってる!』という声が多かったのだろう、結局今の仕様に変更されてしまった。

        けれどやはり詐欺は出るわけですよ(苦笑)

        作中の詐欺のやり口はこうです。

        1) まず、本物のエセリアル・ラマをトレードウィンドウに置き、相手に本物である事を確認させる。
        2) 次に、相手の差し出した品にケチをつけ、一旦トレードウィンドウをキャンセルする。
        3) そして今度はどこかに隠しておいた普通のラマをこっそりTransferして、トレードウィンドウを開く。(ウィンドウ中の画像はエセリアルと同じ)
        4) 相手がそれをさっきのエセリアル・ラマだと思い込み、確認もせずに交換を承諾したら詐欺成立。

        いやもう、見事な心理作戦としか言いようがありません。面白いなぁ。

        他にも、普通の騎乗動物を Ethereal ** と名前変更して売りつける、という方法もあるそうです。

        気をつけましょう。いくらシステム側で安全策をとろうと、結局運用する人間側が油断していると必ず失敗します。

        あ、そうそう、くれぐれも作中の詐欺手法を真似しないようにお願いします。

        作中の詐欺と同じ方法で君、もしくは君の仲間が被害をこうむっても、当局は一切関知しないのでそのつもりで。
 

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