<解説>
例によってこれは、箱プレイ(箱やテーブル、藁束などの通りぬけられない傷害物を利用して
モンスターの動きを封じる技。今(2001/08/26現在)は、モンスターが傷害物を破壊するためできない。)
ができる頃の話。…正確には既に箱プレイはできなくなってたのだが、パッチ当てのミスかなんかで
一時期また出来るようになっていた頃です。
動物やモンスターをTame(調教)してペットにするには、ある程度近づく必要があり、しかもドラゴンのように
強力なモンスターをTameするには時間がかかります。
ドラゴンはそりゃもうメチャクチャ強いんでTameするのは一苦労です。
魔法の得意なTamer(調教師)ならばドラゴンにパラライズの魔法(マヒさせる)をかけて動けなくしてからと
いう方法を執るのが一般的だそうですが、Arventは鍛冶屋であって魔法はまるでダメなんで、単独で
ドラゴンの調教は普通のやり方じゃまず無理(苦笑)
そこで箱プレイを利用したTame方法を追求した結果、作中のような作戦を執る事にしたわけですな。
(Asterについてきてもらったのは回復を重点にサポートしてもらうため。)
さて、2コマ目、3コマ目の意味がわからない人に解説しますと。
物を持ち上げるにはドラッグします。そしてそれを別の場所にドロップすると、そこに置けるわけです。
例えば、地面に置いてある物をドラッグし、自分のバックパックにドロップすればバックパックに入れた事に
なるわけです。
もし、ドロップした場所がなんらかの理由で物を置けない場所だったらどうなるでしょう?
もちろん「置けない」のですが、「置けない」という状態には2通りあります。
ひとつは、例えば手の届かない遠くの場所にドロップしようとした場合。
この場合はドロップ自体ができません。
もうひとつは、ドロップは出来るのだが、受けつけられない場合。
例えば、草食動物に肉を与えた場合など。この場合、アイテムは”元あった場所”に強制的に戻されます。
作中の作戦はそれを利用した技(?)です。
つまり、最初に藁束を囲いのように並べておき、そのうちのひとつをドラッグして入り口を開けます。
それをドラッグしたまま移動し、襲ってきたドラゴンが囲いの中心に入ってくるように誘います。
(現在は、モンスターは傷害物を避けて移動するので誘いこむ事すら出来ません。)
ドラゴンが囲いの中に入るタイミングを見計らって、ドラッグしている藁束をスペルブック(魔法の書)に
ドロップします。
スペルブックには魔法の巻物をドロップせて魔法を記録するのですから、アイテムをドロップできるように
なっているのですが、当然、巻物以外は拒否されて、元の場所に強制的にもどされます。
これで生簀の完成というわけです。まさにインチキ。
ちなみに作中にも出ているそばにいた人(おそらく日本人ではない)、とても親切で、
ドラゴンテイムに来たんだって言ったらドラゴン譲ってくれるし、ミスってドラゴンを逃がしてしまった時には
パラライズなどでサポートしまくってくれるし、いやはや、世話になりっぱなしでした。
ドラゴンテイムに成功したら早々に帰られてしまったため、お礼もできなかったのが心残りです。
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