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    <解説>
        今(2000/06/13現在)では、殺人を犯してRed Name(名前が赤く表示される事からこう呼ばれる)キャラクターは
        死んでしまった時にペナルティとしてスキル・ステータスが大幅に下がってしまうらしい。(例外あり)
        やった事ないので知りませんが(笑)
        しかし、当時はそんなペナルティなど存在せず、また、Red Nameにも比較的なり易かったので、
        Pker(Player Killer:PCを殺すPC)も今とは比べ物にならないくらい大勢いました。
        PCの通行頻度の高い、ブリテイン西の三叉路、ベスパー西の三叉路、ジェローム牧場へのテレポータ出口などは
        必ずと言って良いほど、Pkerが待ち伏せていました。

        こう書くと、殺伐として物騒な世界だったように思えますが、そんなことはありません。
        Pkerが多いと言う事は、Pkerによる被害者も多いと言う事であり、作中のように出会ったばかりのPC達が
        いきなり力を合わせて抵抗するなどというPC間の連帯意識というものが自然と生まれる世界でした。

        いまとなっては望むべくもないシチュエーションです…。
 
        そういえば、ジェローム牧場へのテレポータ出口に待ち伏せるのなら、テレポータ出口、あるいは
        ジェローム本土へのテレポータの上にペットでも敷き詰めておけば、知らずに入ったPCは
        すばやく逃げる事もできずに、簡単に殺せそうな気がしていたのだけど、そんな作戦をつかうPkerには
        ついぞ出会わなかったなぁ。
        Game Masterにより禁止されていたのか、それともPkerとしての不文律だったのか…。

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