<解説>
これは結局、我慢できずに挑発に乗ったArventが悪い。
このランダムイベントはArventの敗北って事で。
それはともかく、当時のペットシステムはそれはいいかげんなものだった。
まともに効果があるのは
Follow(ついてこい)命令くらいで、Attack(攻撃しろ)やGuard(護衛しろ)は
一応、効くのだが目標を追わない(突っ立ったまま)のでほぼ役に立たなかった。
ゆえに、Follow命令と組み合わせて使うなど、Tamer(調教師)プレイヤーの工夫が必要だった。
しかも、いいかげんなのはそれだけではなく、作中にあるように他人のペットを攻撃しても
なんらペナルティは無かったのである。しかし、逆にペットをけしかける側はちゃんと攻撃者として
みなされてしまうので、PKerになりたくなければペットを見殺しにするしか手が無かった。
今(2000/04/19現在)のペットシステムはかなり充実しており、Tamerとしてはとてもやりやすくなった。
そして、他人のペットを攻撃した場合のペナルティとしては犯罪者フラグが立つようになっている。
この処置は妥当とも言えるが、結局ペットを守るためにはその相手に反撃しなくてはならず、
そうすると返り討ちにあった場合殺人報告ができないため、それを狙ったFPK(フラグシステム利用PK)が
多発する結果を招いている。
とはいえ、ペットを殺されただけで殺人報告できるようなシステムってのも変だし、難しいもんだなぁ。 |