T.Yach English

Ultima

Ultima VII - The Black Gate

個人的に一番好きな Ultima。世界に対してものすごくインタラクティブになった。Origin の標語 We Create Worlds はダテじゃない。Ultima VII でどんなことができるか、というのを昔リストにしたので、よろしかったら見てください(趣旨が違うという話もある)。
もちろんストーリーもハンパじゃない。Guardian三部作(四?五?)の幕開けであり、悪玉がこれだけ憎たらしいというのもなかなかないんじゃない? Lord British はシリーズを追うに連れだんだん惚けて(失礼)くるし、頼りになるあの人やあの人も結局は...ムニャムニャ。連続殺人事件から始まり、新興宗教 Fellowship の謎を暴いていくときの興奮とか、Yew 近辺での活動から Alagner に会い、お化け島になった(!)Skara Brae へ道は続き...あーいかん、興奮してきた。また始めからやりたいぞっ。
あと同じくらいすごいのが、サブプロットの多さ。ゲームを解くのに直接関係ないイベントやストーリー(Vesper の差別問題、Paws の麻薬事件、Jhelom のドタバタ喜劇風プロットとか)がダバダバ入っている(ダバダバって?)。さらにお遊びむけのシークレットとかもあるし、いつまでも飽きずに冒険できるんじゃないかな。特に当時(1992年頃)としてはまさに画期的なRPGだったのだ。私がプレイしたのはだいぶ後ですが。
あともうひとつ、このゲームでほとんど英語を習ったというのも付け加えておきたいのです。日本語版がどーしても出なくて、ついに買ったPC互換機で最初にプレイしたゲームのひとつがこれなわけですね。で、英語なんてろくにできなかった(大学2年のころ)ものを、なんつっても面白いからね、引き込まれて、必死に訳しながらゲームを進めていって、解いたころには学校の授業での効率と比べるとあきれるほど読めるようになっていたのでした。後でゲーム全体のテキストを抽出してみたのですが、ざっと1MBほどありました。全部読んだわけはないけど...

Ultima VII


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