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オスプレイ プロペラが回転
10月1日 7時49分

アメリカ軍の新型輸送機、オスプレイについて、アメリカ軍は1日にも一時的な駐機先の山口県の岩国基地から、配備先となる沖縄の普天間基地に向けて飛行させることにしています。
午前7時半ごろからプロペラを回転させるなど、準備が進められているものとみられます。

岩国基地に一時的に12機が駐機しているオスプレイは、先月21日から試験飛行を行っていて、アメリカ軍は1日にも、準備が整った機体から順次、沖縄の普天間基地に向けて飛行させる予定です。
岩国基地では、午前7時半ごろからオスプレイがプロペラを回転させるなど、準備が進められているものとみられます。
オスプレイは岩国基地を離陸したあと2機1組で飛行し、およそ2時間から3時間かけて普天間基地に到着する見込みで、1日にもオスプレイの沖縄への配備が始まる見通しです。
アメリカ軍は今月中に沖縄での本格的な運用を始めたいとしています。
オスプレイの配備に先立って、日米両政府は、基地周辺では人口密集地などの上空に飛行ルートを設定しないことや、姿勢が不安定になりやすいと指摘されているプロペラの向きを変える操作は可能なかぎり短い時間で行うことなどで合意しました。
しかし、沖縄県の仲井真知事が、「航空機の運用に関する裁量がアメリカ側にあるなかで、県民の不安が払拭(ふっしょく)されたとは考えていない」と述べるなど、沖縄では、オスプレイ配備への反発が強まっています。

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