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2012/09/28new

修学旅行最終日

Tweet ThisSend to Facebook | by:渋谷香織


 3泊4日の修学旅行もあっと言う間に最終日を向かえました。今日のソウルの天気は曇りのうち雨。今日は雨が降る心配があります。
 本日の日程は以下の通りです。

午前 教育文化会館(ホテル) → 景福宮 → キムチ作り
午後 昼食 うどんすき → 仁川空港 → 新潟空港 → 帝京長岡高校

 今日は主に韓国の文化に関して学んでいきます。
  
 歴史上において、朝鮮王朝は500余年にわたり繁栄しました。その都であったソウルには、かつての古宮が現存しています。そのうちのひとつである景福宮に私たちは行ってきました。ひとたび宮内へ入る門をくぐると、そこはもう朝鮮王朝の世界です。


    
        古宮 景福宮             十二支や魔除けの像もありました
 
 この王宮は、朝鮮王朝を創始した太祖が1395年に正宮として創建されたものです。ソウルにある古宮のうち、最も面積が広く、建築が美しいと言われています。
  王宮は約200年間栄えましたが、ある出来事によって全焼し、廃墟となってしまいます。それは、1592年、豊臣秀吉の朝鮮出兵(文禄の役)です。ここでも日本の存在が大きく関わっていました。多くの建築が破損されたものの、その姿かたちは過去の栄華を物語っています。

    
                                 朝鮮王朝の時代にタイムスリップ

    
                 ここでは、各クラスで記念撮影が行われました。

   次はキムチ作り。修学旅行の食事の際、キムチは毎回出されていました。その上おかわり自由。お店によって味も違います。今日はそのキムチを自分で作ってみます。
 キムチはまず大根やネギ等の野菜を調味料と混ぜ、それを塩漬けした白菜の葉っぱ一枚一枚の間に詰めていきます。
 初めてのキムチ作りに悪戦苦闘しながらも、楽しそうにキムチ作りをしていました。

      
          帽子とエプロンを着用し、説明を聞きながら挑戦します。
 
 最後はパックに詰めてできあがり。生徒ひとりひとり調味料のさじ加減が違うため、オリジナルの味になっています。
ぜひ、ご自宅でお子さんが作ったキムチを召し上がってみてください。


             
                    キムチのできあがり!! 


 韓国で最後の食事はうどんすきです。うどんすきとは、簡単に言うと、すき焼きのように肉と野菜が入った鍋の中にうどんが入ったものです。レモンの効いたポン酢のような酸味のあるたれにつけて食べます。
うどんは日本と違って黄色や黒色をしていて、味もやはり日本のすき焼きとは違います。
 
       
 最後の食事、みんなで同じ鍋を囲みながら楽しそうに食べていました。

 

 さて、韓国にいる時間もあと残りわずかです。飛行機が出発するまで、各自がお買い物をしたり、軽食を食べたりと思い思いの時間を過ごしました。韓国が名残惜しい生徒、早く日本に帰りたいと思う生徒人それぞれです。
 飛行機に搭乗。韓国は生徒たちにとって特別な地になったのではないでしょうか。
  

 


 飛行機で約1時間半。新潟空港に到着です。到着し、点呼をした後、旅行でお世話になったJTBの方や看護師さんにお礼の言葉を言いました。
 生徒全員が何事もなく、無事に帰って来れたのはJTBの方々を始め、現地のバスガイドさんドライバーさん、女子大生のガイドさん宿泊したホテルの方々など、多くの支えがあったからです。本当に有難うございました。

  

 空港から出ると何人かの生徒が「日本は空気が潤ってるね」と話していました。韓国はどちらかというと空気が乾燥しています。日本と韓国の環境の違いや文化を少しでも知ることができたようです。

 ここからは各自が帰路につきます。空港からのバスは、栄インター→長岡駅東口→帝京長岡高校前と停車をします。
 バスの車内は、みんな疲れてぐっすり……と思いきや、話し声や笑い声でみんな盛り上がっていました。クラスメイトが途中で下車するときも「バイバイ。」「また月曜日ね。」とみんなが声を掛け合っていて、とても良い雰囲気でした。
 3泊4日、ともに過ごし、生徒間の距離がより狭まった気がします。

 これにて、2学年修学旅行は全日程何事もなく終えることができました。
 支えてくれた旅行会社の方や現地の方、そして、今回の修学旅行に関してご理解していただき、生徒を温かく見守って下さいました保護者の皆さま、本当に有難うございました。
 生徒は現地でも服装を乱すことなく、そして積極的に現地の方々とコミュニケーションをとり、多くのことを学ぶことができたと思います。
 この経験をもとに、この後の学校生活も一人一人が充実したものにしていってほしいと思います。

   
  
  
    


 有難うございました。

23:49 | 修学旅行