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復元された東京駅 リニューアルオープン
10月1日 11時55分

復元された東京駅 リニューアルオープン
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国の重要文化財に指定されているJR東京駅の丸の内駅舎はおよそ100年前の姿に復元する工事が終わり、1日、リニューアルオープンしました。

東京駅の丸の内駅舎はおよそ5年にわたる復元工事で、太平洋戦争末期の空襲で焼失したドーム型の屋根が復活するなど、大正3年に建築された当時の姿によみがえりました。
1日に予定されていた記念式典は台風の影響で中止になりましたが、駅舎は予定どおり、1日朝、リニューアルオープンしました。
このうち駅舎のシンボルの南北2つのドームの内部も1日から1階の改札口から見られるようになり、訪れた大勢の人たちは復元された干支の動物のレリーフなど壮麗な装飾を写真に収めていました。
横浜市の70代の男性は「見に行きたいという孫にせがまれて来ましたが、とてもきれいで感動しました。100年前にこれだけのものが造られたかと思うと驚きです」と話していました。
また、海外からの観光客向けの観光案内所などの施設も新たに設けられ、1日から営業が始まりました。
このほかにも駅舎のリニューアルオープンに合わせ、駅の中の商業施設の一部も新しくなり、土産品の店舗には東京駅限定の商品が並んでいました。
一方、東京駅周辺の商業施設では新たな観光スポットへの期待も高まっています。
駅の向かいにあるビルの飲食店では。
ここ最近、駅舎が見える窓際の席を目当てに客が増えているということで。
1日も昼の時間帯は満席になっていました。
店の担当者は「相乗効果でこれからもたくさんのお客さんがきてくれればいいです」と話していました。
東京駅丸の内駅舎は、1日から毎日日没から午後9時までライトアップされます。

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