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【津軽事業部】水道水源の異臭味対策について

 現在、津軽広域水道企業団では、原水(浅瀬石川ダム湖)に含まれる臭気物質(2-MIB)が急上昇し、水道水の水質基準を超えたため、「水道水異臭味対策本部」を設置しました。 (9月23日17:50設置)

 原因は、気温の高い日が続き原水の水温上昇や日射量が多いことによる、臭気物質を生産する藻類の活動が活発化している可能性が一般的に考えられます。

 臭気物質の除去対策として、粉末活性炭の注入量を増量し、原水および水道水の濃度を継続的に計測しております。

 最新の検査結果(10/1 15:06現在)  ※ 水道水の水質基準値(2-MIB) 10ng/ℓ
     ・原水    295.5 ng/ℓ
     ・水道水   24.8 ng/ℓ

   ◎ 臭気物質(2-MIB)の濃度が基準値を超えても、人の健康を害することはありません。
   そのため、給水停止等は予定しておりません。

※※※ 水道水中の臭気物質(2-MIB)は、煮沸することで少なくなります。 ※※※

  水道水を煮沸すると水の中の臭気物質(2-MIB)の濃度が低下します。
  臭いが気になる場合は次の方法をお試しください。

 ・やかんなどに水道水を入れ、フタをせずに沸騰させ、さらに5~6分沸騰させてください。
  (やけどしないよう ご注意してください)

 ○ 企業団での実験結果 (やかんに水道水を入れ、5分間沸騰させたものを計測)

   ・水道水(煮沸前)   17.4 ng/ℓ
        (煮沸後)      1 ng/ℓ以下

注意!
 沸騰させることにより、水道水中の残留塩素も少なくなり、殺菌効果がなくなりますので早めに使い切るようお願いします。