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中川元幹事長 衆院選立候補せず
9月30日 23時0分

自民党の中川元幹事長は、広島県東広島市で開かれた後援会の会合で、次の衆議院選挙には立候補せず後進に道を譲る考えを表明しました。

この中で中川元幹事長は「自民党は安倍新総裁、石破幹事長と世代交代が進んでいる。私も若い後進に道を譲りたい」と述べ、次の衆議院選挙に立候補せず後進に道を譲る考えを表明しました。
中川氏は新聞記者を経て、昭和51年の衆議院選挙に新自由クラブから立候補して初当選し、その後自民党に入ってこれまでに10回当選しました。
第1次橋本内閣で科学技術庁長官として初入閣し、第2次森内閣では官房長官を務めました。
小泉内閣のもとでは、党の国会対策委員長や政務調査会長を歴任し、歳出・歳入の一体改革の取りまとめに当たるなど、小泉総理大臣の改革路線を推進しました。
平成18年の安倍内閣の発足に伴って党の幹事長に就任し、郵政民営化に反対して自民党を離党した議員の復党問題への対応などに当たりましたが、よくとしの参議院選挙で自民党が敗れた責任を取って幹事長を退任しました。
中川氏は経済成長に伴う税収の増加によって財政再建を目指す、いわゆる「上げ潮派」として知られ、ことし6月の衆議院本会議での消費税率引き上げ法案の採決では、党の方針に反して欠席しました。

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