枕崎飛行場
IATA:N/A ? ICAO:N/A
概要
空港種別公共
設置/運営者枕崎市
所在地鹿児島県枕崎市あけぼの町
運営時間8:30 - 17:00 (JST)
建設年1991年1月開港
所在部隊鹿児島県防災ヘリ
標高52.1 m / 171 ft
座標 ⇒北緯31度15分45秒東経130度21分31秒
滑走路
方向ILS全長×全幅(m)表面
18/36N/A800×25舗装
統計 (2010年度)
着陸回数865
⇒大阪航空局資料
枕崎飛行場(まくらざきひこうじょう)、枕崎空港、(まくらざきくうこう)は鹿児島県枕崎市にある公共用飛行場。 第四次全国総合開発計画において高速交通体系の一環として構想された、全国初のコミューター空港として1991年1月に開港。当初は不定期路線の開設を目指して鹿児島空港や県内離島とのチャーター便の運航や、他にヘリコプターの操縦訓練等にも利用されていたが、元々、需要予測が過大であったところに不況も重なり、事業会社が2003年までに撤退して、現在では県の防災ヘリ(1998年より配備)や外来の自家用機が使用するのみである。 刑務所の誘致に失敗(後述)した2006年以降、滑走路が殆ど使用されなくなったことに着目した航空スポーツ団体による小型機の飛行競技会の実施や、グライダーの運航が試みられるなど、スカイスポーツの拠点とする動きもあるが、このような利用は本来の設置目的と異なることから、必ずしも飛行場を設置管理する枕崎市の理解が得られているとは言えず、機材が常駐するまでには至っていない。 (但し、現在は使用されておらず、離着陸する航空機は航空機相互周波数 122.6MHzで一方送信している) 鹿児島県防災航空隊の基地があり、防災ヘリ ベル412EP「さつま」JA97KG が常駐する。 累積赤字を解消するため、2003年から2005年にかけて、国のPFI方式による刑務所新設の計画に対し、枕崎市は本空港を廃止して跡地に刑務所を誘致しようと候補地に名乗りをあげた。[1]他に名乗りを上げた多くの自治体と激しい誘致合戦を繰り広げた結果、新設刑務所の設置予定地は山口県美祢市(美祢社会復帰促進センター)と島根県那賀郡旭町(現:浜田市)(島根あさひ社会復帰促進センター)に決定し、枕崎市への誘致はならなかった。 2012年9月、枕崎市は空港を廃止して滑走路を大規模ソーラー発電所として運用すべく検討に入っていることを明らかにした。[2] 空港開設以来の累積赤字は8億円を超えており、近年は飛行場施設の補修も不十分なまま運用されてきたが、航空局の定期検査で施設改善を求められ、その改修費として8000万円が必要となったことから費用負担が問題視され、廃止に至ったものである。 防災ヘリの基地としての運用は継続するため、格納庫前のエプロンをヘリポートとして整備する。空港管理会社の南薩エアポートは防災ヘリへの給油の為に存続させる模様。 表・話 北海道新千歳 - 稚内 - 釧路 - 函館
目次
1 歴史
2 航空管制
3 配備航空機
4 刑務所誘致
5 メガソーラー誘致
6 脚注・出典
7 関連項目
8 外部リンク
歴史
航空管制
枕崎フライトサービス 129.800MHz
配備航空機
刑務所誘致
メガソーラー誘致
脚注・出典^ 枕崎市役所「どうして刑務所を誘致?」 ⇒http://www.city.makurazaki.kagoshima.jp/service/se_seisaku_keimusyo0303_1.html
^ 朝日新聞デジタル:鹿児島・枕崎空港を廃止 メガソーラー事業者に跡地貸与 ⇒http://www.asahi.com/national/update/0908/SEB201209080005.html
関連項目
日本の空港
外部リンク
⇒枕崎空港
⇒枕崎グライダークラブ
拠点空港
本州仙台 - 新潟 - 羽田 - 八尾(経過措置) - 広島
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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