双葉病院:「患者死亡は原発事故が原因」独自報告書

毎日新聞 2012年09月30日 20時26分(最終更新 10月01日 01時46分)

2011年11月の一時帰宅の際に撮影された双葉病院=福島県大熊町で、武市公孝撮影
2011年11月の一時帰宅の際に撮影された双葉病院=福島県大熊町で、武市公孝撮影

 一方、父親(82)がドーヴィル双葉の利用者だった同県浪江町の男性(54)は「父がどのように避難したのか、初めて知った。地震だけならまだしも、原発事故ではパニックを起こすだろう。避難が遅れたのは仕方がない」と語った。

 ◇双葉病院の避難問題◇

 東京電力福島第1原発から南西4.5キロにある双葉病院(福島県大熊町)で東日本大震災後、入院患者らの救出・避難が遅れ、多数の患者が移動中や避難先で死亡した。昨年3月末までの死者数は40人。政府の事故調査委員会は「県や関係機関との連携不足、組織内の情報伝達の不備」と指摘した。自衛隊が患者を救助する際、病院関係者らは付近で待機していたが、県が「患者だけが残された」と誤った報道発表をし、「病院側が患者を置き去りにした」などと非難された。県は発表ミスを謝罪した。

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