'12/9/28
宮島へ高速船パーク&ライド
広島県は27日、世界遺産の島・宮島の玄関口である宮島口(廿日市市)の渋滞対策として、広島市西区の大型商業施設マリーナホップと宮島を結ぶ高速船を10月6〜8日の3連休に運航する方針を決めた。船を使った「パーク&ライド」で渋滞緩和を図る。
県がマリーナホップの運営会社と瀬戸内海汽船(南区)に協力を求め、両社が応じた。利用者はマリーナホップの無料駐車場(約1600台分)に車を止める。マリーナホップ内の桟橋と宮島桟橋を結ぶ高速船に乗って宮島を訪れる。
高速船は片道約20分で1日7往復する。運賃は大人片道1200円、往復2千円。マリーナホップは宮島の観光客が買い物も楽しむ相乗効果も期待する。県は11月の土日祝日にも運航を予定する。
県は廿日市市と協力して本年度、行楽シーズンなどの宮島口の渋滞対策として無料駐車場と公共交通機関を組み合わせるパーク&ライドを進める。今回の運航はその一環。