先日、「乳児教育のポイント 知識偏重の教育は自閉児を生む」という記事を書いたところ、東大パパ氏のブログにて、「言うまでもありませんが、デタラメです。」という反論をいただきました。
まず、言葉遣いが至らなかった点については反省しております。不愉快な思いをされた方もおられたようです。申し訳ございません。記事やタイトルも修正いたしました。
該当の記事 http://www.pygmalion.co.jp/blog/2012/09/post-96.html
私がピグマリオンで実践している教育テーマは、どうすれば多くの子供を素敵な人間にすることができるかということです。素敵な人間が増えれば、世の中も素敵に変わっていくと考えています。
ブログの内容は、私が長年携わってきた幼児教育からの経験に基づいています。ピグマリオンを通じて、たくさんの子供に会いました。たくさんの保護者に会いました。たくさん話をして、子供にはそれぞれ個性があり、子供の教育に関していろいろな考え方や事情があることを知りました。その中で、考えたこと、思ったこと、経験したこと、そして、何よりも私の思いを皆さんに知っていただきたいと思ってブログを書いています。もちろん、個人的な意見も多々ありますし、なかなか理解してもらえない部分もあります。書き方が悪かったことで、誤読されたこともあるでしょう。
前置きはこれぐらいにしておきます。
私はインターネット上での論争のルールはよくわかりません。ただ、私は自分なりの信念を持ち、自分の名前を公表してブログを書いています。もちろん、ブログの内容はピグマリオンでも日々実践していることです。
でも、それは「デタラメ」なのでしょうか?私の生徒や卒業生は「デタラメ」な教育を受けていたのでしょうか?今まで私が経験してきた生徒の成長や、保護者からの感謝の言葉は、「デタラメ」に基づく幻想なのでしょうか?
私は、あの記事で一番主張したかったことは、「乳児に身の回りにないものを教えることは、知識の押し付けです」ということです。これは、よくわからない信念に基づく間違った認識なのでしょうか?
私も人間です。聖人君子ではありません。「過ちて改めざるこれを過ちという」という言葉を忘れないようにしています。子供たちのためになるならば、私の信念などはどうでもいいことです。
世の中には、様々な人種、国家、思想、宗教、政治があります。もちろん、教育にも様々な考え方があります。その中で優劣を決めるつもりはありません。ただ、私の主張が「デタラメ」だとお考えならば、ぜひその根拠をもう少し詳しくお聞かせ願いたい。
そして、最後に一つお聞きしたい。
私は、ピグマリオン学育研究所の伊藤恭です。
あなたはどこの誰ですか? あなたは、「30代男性 地方都市の神童→東大法学部」とだけ名乗るつもりでしょうか?こういうときに、あなたは子供に対して、「相撲を取る時は土俵に上がらず、外野から石を投げなさい」と教えるのでしょうか?