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絵本は親と子を結ぶ心の広場?福音館書店(ふくいんかんしょてん)のおすすめ本ガイド
こちらからは、各年齢ごとに福音館書店がおすすめする絵本や童話と、その楽しみ方をご案内します。

赤ちゃんのえほん 2,3才向きのえほん 5,6才向きのえほん 科学のえほん 知識のえほん
小学校低学年向きの本 小学校中・高学年向きの本 中学・高校生向きの本 お母さん・お父さんのための本 えほんQ&A

書名や著者名で本をさがしたいとき、こんな時にどんな本がよいかさがしたいときは、左のメニューから「詳しく検索」をご覧ください。
「ぐりとぐら」や「ピーターラビット」など、おなじみのキャラクターについての情報は左のメニューから「みんなの人気者」をどうぞ!
お子様の成長に合わせて最適な絵本を、毎月お届けする月刊誌を各年齢ごとにご用意しています。左のメニューから「月刊誌」をご覧ください。
 絵本がなくても子どもは育ちます。それでも幼児に絵本が大切だというには、それなりの理由があります。それを知るには、まずテレビを消して、子どもをひざの上に抱いて、静かに絵本を開き、読んであげてください。きっと、そのひとときは、親と子の気持がとても自然に寄り添い、通いあうことでしょう。絵本を通して共有した喜びに満ちたひととき、その思い出は子どもが成人した後も、親にも子どもにも、心の中にはっきりと残っていきます。それが人間の絆というものかもしれません。

 子どもにとって絵本とはどんなものなのか、大人は子どもに本をどのように与えればいいのか、年齢を追って記してありますので、上のボタンを押して読んでみて下さい。なるべくなら、赤ちゃんのところから順番に読んでいただきたいと思います。

 そして最後にもう一度、次にまとめた、私ども福音館書店の、絵本についての基本的な考え方をお読みいただければと思います。
 
幼児にとって、絵本は、役に立つ、ためになるといったものではなく、“楽しみ”そのものです。一冊の絵本が、子どもに与える楽しみと喜びの大きさによって、その中味は深く心に残り、子どもを本好きにする原動力となります。
絵本は、子どもに読ませる本ではなく、“大人が子どもに読んであげる本”なのです。親と子の絆が問題になっている現代の家庭で、家族ができるだけ夕食を共にすること、絵本を読んであげることが、子どもの成長に大きなよりどころを与えます。絵本は、親と子が心を開き、通いあわせる心の広場です。
子どもが好きな絵本は、繰り返し読んであげること。それが読書への大切な入口です。読書は字を読むことではなく、一冊の本の中へ、夢中になって、我を忘れて入り込み、楽しむことです。この絵本体験があって、はじめて、小学校低学年から自分ひとりでも本を楽しむことができるようになるのです。
絵本は読みっぱなしでいいのです。特に家庭では、絵本を読み終えた後、あれこれと質問したりして、無理にわからせようなどとは決してなさらないでください。もちろん子どものほうから語りかけてきたり、質問した場合は喜んで話し合いたいものです。一冊の本を読み終えたときの喜びや満足感を大切にすることこそが、読書の楽しみです。

子どもの成長に即して最適な絵本を、年齢ごとにわかりやすく説明した
小冊子「絵本の与えかた」をお送りします。こちらからお申し込みください。
PDF版もご用意しております。下のボタンをクリックしてダウンロードしてください。
(PDF版は小冊子版とテキストは同じですが、画像・レイアウト等は異なります)




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