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エアアジア・ジャパン部品取り付けミス
10月1日 0時11分

先月、成田空港を拠点に就航した格安航空会社エアアジア・ジャパンが、エンジンを始動させる装置に本来とは異なる部品を取り付けていたことが分かり、交換のため30日の8便が欠航しました。

エアアジア・ジャパンによりますと、30日朝、所有する2機のエアバスA320型機のエンジンを始動させる装置の部品を定期交換しようとしたところ、本来とは異なる部品が取り付けられているのに気付いたということです。
部品は潤滑油が漏れ出さないようにするための直径1センチほどのゴム製のパッキングで、先月から今月にかけて、古いタイプのものを誤って取り付けていたということです。
メーカーからは新しいタイプのものを使うよう指示がありましたが、整備士がこれに気付かず取り付けたということです。
新旧2つのタイプは、材質が変更されたものの形は同じで、潤滑油が漏れ出すトラブルはなかったということです。
部品の交換のため、30日に成田と新千歳や福岡を結ぶ予定だった合わせて8便が欠航しました。
会社では、部品の交換は終わり、台風の影響がなければ来月1日は運航できるとしています。
エアアジア・ジャパンは「心よりおわび申し上げます。原因を調査し、再発防止を徹底していきます」と話しています。

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