三百代言◎のブログ

（おおみずに のみみずなし）

人は大勢いても役に立つ人は少ない意。
たくさんあっても役に立たない。
〈火事場に煙草火なし〉も同じ。

（おいのくりごと）

老人になって心がにぶくなり、言っても益のないことを繰り返していうこと。老化現象をいう。

（せいちゅう ほしをみる）

井戸の中から星を見れば僅かしか見えない。
私心にとらわれて物事を見れば、正しい全容を知ることはできない。
広い心で物事を見なさいということ。

（えだをきって ねをからす）

木を枯らすにはまず刈りやすい枝からはじめていくこと。
物事もはじめはやりやすい末端からはじめて、だんだん根本に及ぼすがよいということ。

（いしがながれて きのはがしずむ）

重いものが流れて軽いものが沈む。ものごとがさかさまのことをいう。
悪人栄え善人滅ぶ、というごとし。