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宮城のがれき 一部の不燃物県内処理へ9月29日 13時24分
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東日本大震災で発生したがれきのうち、一部の不燃物について、宮城県は受け入れてくれる自治体が見つからないことから、県外で処理する広域処理の方針を見直し、県内で処理を進めていくことになりました。
宮城県は、震災で発生した大量のがれきのうち、県内で処理しきれないものについては、県外の自治体で処理する広域処理を進めています。
このうち、土砂などが混じった不燃物のがれきは、大半はそのまま埋め立てるしかなく、県内での最終処分場が不足しているため、43万トンについて広域処理を検討していましたが、これまでに受け入れ先が決まったのは3万トン余りにとどまっているということです。
このため、宮城県は広域処理の方針を見直し、県内で処理を進めていくことになりました。
宮城県は、不燃物のがれきの中には再利用できる金属や土などが含まれており、可能なかぎり分別を進めることで埋め立てる量を減らし、処理を急ぐことにしています。
宮城県は、「今後、受け入れ先が出てくれば広域処理を続けたいが、現状ではやむをえない判断だ。処理を進め、早期の復興につなげたい」としています。
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