リアルタイム視聴世代です。
旧DXグリッドマンを持っていたのにサンダーグリッドマンセット買ってしまってグリッドマン2体所有してた世代です。
当時ウルトラマンがリアルタイムではやっていなかったため、円谷ニズムを持ったリアルタイム作品として、グリッドマンは少年時代の強烈な、特別な位置に収まっている作品です。
そのグリッドマンが、満を持してウルトラアクトでの登場となりました。
元々はウルトラアクト・レーベルでの発売ではなく、D-artsでの発売を予定していた作品です。
それが円谷系列作品のウルトラアクトとして発売されたのは、とても感慨深い。
サイズの不満が出ていますが、これもそこらへんの事情があってのことではないかと。
……正直、サイズなんてどうでもいいのです。
あの! あのグリッドマンがこのクオリティで遊べる時代というだけで感動です!
試作品からさらにプロポーションを磨き上げ、可動と劇中のイメージを両立しています。
赤は成型色、それ以外は全塗装となっており、ホワイト部分はパール塗装で美しい。
シルバーの塗装も丁寧で、随所に配されたクリアーパーツもイメージどおり。
また、赤の部分も汚し塗装が一部されており、「そういえば劇中のグリッドマンは若干暗い感じだったなぁ」という点でのフォローとなり、また安っぽさを軽減。
グリッドビームエフェクトもかなり尖った細かい造詣で、当時子供だったころなら破損必須の出来栄え。
総合的に言って、実にすばらしい。
腰の可動が縦のみという欠点はあるものの、立ち姿の美しさは感動もの。
今後展開されるサンダーグリッドマンにも期待しています。
(当時は劇中夢物語だったオンライン通販で受け取ったというのも時代の変化を感じますね)