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おやじスカラー戸田便り

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2006-11-23 AM:HoAブイ製作、PM:荒川出艇

oyajisculler2006-11-23

本日は勤労感謝の日で祝日、HoAに向けてブイを完成させるために戸田へ。昨日会社の帰りに一杯やり、2次会まで行ったのでやや二日酔い気味。戸田コースへ到着すると、ポンドでレガッタをやっていた。G習院のレガッタの様だが、人が少なくやっているのかやっていないのか良く分からぬ状況。今日は曇りで肌寒い日ではあるが、風も穏やかで荒川は最高のコンディションの筈。しかし、荒川に出艇しているクルーは無さそう。ウィークデーの祝日なので普通のスケジュールのままで日中の練習はないということか。おやじが学生の頃は、祝日には土日と同じメニューで3モーションの練習をしていた様な記憶があるが。。。

ブイを完成させる:

T大のマネージャーが、洗濯ネットの中にペットボトルを詰め込んで15個のブイ浮体を準備しておいてくれた。今日はこの浮体にバネ式Cリング(カラビナの様なもの:1個200円弱)を取り付けるための紐をブイ浮体に巻き付け、Cリングを取り付ける作業を行った。簡単な単純作業ではあるが、紐をただ巻きつけるだけでは浮体がスルりと抜けてしまうので、ギュッと縛り付けて浮体が抜けない様にする必要がある。浮体の中身はペットボトルなので上手く行く筈が中々上手く行かない。ネットのチャックを開けて中を見てみると、500mlの小さいボトルを先に入れ、後から2.5lの大型ボトルを横向きに詰め込んでいた。これでは紐で上手く縛りつけることが出来ない。已む無く、一個一個、中身を出して大きなボトルを先に縦向きに入れ、最後に小さいボトルを入れて調整した。こうすると紐で縛ると中央が窪んで紐が外れなくなる。紐を縛った後に紐で輪を作り、この輪にCリングを取り付けて完了。この作業を15個行った。当日は、ブイのCリングにアンカー付きロープを通して荒川の所定の位置に投入するだけである。こういうのも予め下準備して当日の作業を単純化することが肝要である。

f:id:oyajisculler:20061123121743j:image

1X自艇の安全紐交換:

おやじの自艇は平成5年に購入したもので、今年は14年目。ストレッチャーの安全紐も痛んできて、いざと言うときに切れそうな状況で、気になっていた。今日は上記作業のついでに、この安全紐を交換した。

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HoA優勝者の賞品:

ブイ製作作業後、コンビニで弁当を買う。艇庫へ戻る途中にJ2ローイングセンターがあるので立ち寄り、弁当を食べながら、T塚氏とHoA優勝賞品について打ち合わせた。当初、Head of the Setaの様に長袖Tシャツにすることも考えたが、人により体格が異なるのでTシャツは止め、帽子にすることにした。帽子の正面にHead of the ARAの大きなロゴを入れたモノをミネルバさんに頼んで作って貰うことにした。この他、特定種目の優勝者(恐らくシングルスカル)には、素敵な賞品を、J2さんから授与することになりそうである。おやじが貰う訳ではないが楽しみだ。

今日14時の荒川潮位はHoA本番と同じ1m(A.P.):

14時前に1Xで荒川に出艇した。今日14時の荒川潮位は1mで、12月3日のHoA大会当日のレース時間帯予想潮位潮位(1m)と丁度同じ潮位だ。

参考ながら、先行きの荒川水位予想は、東京湾の芝浦潮位グラフを読むと予想できる。荒川の干潮時刻は芝浦の1時間〜2時間遅れ、満潮時刻は芝浦と略同じだ。水位は概ね芝浦と同じと見て良さそうだ。

今日は本番の水位を確認する意味でこの時間帯に合わせて出艇したもの。荒川は潮位が下がると川岸の消波効果が改善し、水面のコンディションが良くなる。しかし、下がりすぎると岸蹴り場で荒川の川底が顔を出し泥の上を沖まで歩いて行かねばならない。(春の大潮干潮時は浅瀬も発生したりすることもある。)この意味で笹目水位で1mというのは岸蹴りを勘案するとベストの水位となる訳である。逆に水位が2m近くなると、両岸が垂直に切り立ったコンクリート護岸となって波が反射して消え難くなる。モーターが出ていなければ問題ないが、ウェイクボードが出ていたりすると最悪のコンディションとなる。今日はウェイクボードが1艇出ていたが、水位が低めだった事もあり、波が直ぐに消えてそれ程支障はなかった。

プレジャーボート所有者へのお願い:

大曲のスタート地点に向かう途中、笹目橋上流にあるプレジャーボート係留所がある。スカルで漕ぎ上がる途中、人影が見えた。プレジャーボート関係者には、HoA開催の件を連絡していなかったので、丁度良い機会と思い、HoA開催の予定を伝えた。先方の話では「12月3日に出航する事はまず無いであろう。また、出航するとしても朝早い時間なのでHoAレースの時間に出航することは無い筈」とのこと。ここでプレジャーボート所有者から逆にお願いされたことがある。即ち、

「ローイングボートは良いが、後ろから付いてくるコーチ用モーターは係留施設の前では必ず減速して欲しい。」 

各大学ボート部のモーター操船者は笹目上流の係留施設付近では減速運行する様にして欲しい。これは国土交通省荒川航行ルール荒川における通航方法のあらまし)にも明記されていることなので留意願いたい。

HoA回漕及びタイムの目安:

先週土曜日と今日、合計2回、実際におやじがシングルスカルでコースをトレースしてみた。この結果、時間的目安は以下の通り:

  1. 岸蹴り後、漕ぎ始めからスタート地点までの回漕所用時間:シングルスカルで30分見ておけばOK。
  2. 岸蹴りはレース発艇時刻の45分前が目安:上記の通り、回漕に要する時間は1X艇で30分程度。レースの10分前にはスタート地点待機場所に到着しておいた方が良いので45分前に岸蹴りすれば概ねOKと言えよう。但し、岸蹴り場は8時30分頃に集中すると思われるので少し早めに岸蹴り場へ陸送する事が必要だろう。若干余裕を見てレーンプレート配布開始及び岸蹴りは8時頃から開始することを予定する必要がありそうだ。
  3. レースタイム:先週土曜日は略無風の状態で漕いだが、おやじのタイムは28分24秒、今日は少し上げ潮・逆風の中で29分09秒。レートは共にSR22〜23程度。当日は丁度下げ止まり、午前中なので北西の微順風と思われる。従い、1Xの速いスカラーで24分程度、遅い者でも30分程度か?エイトなどの速い艇は20分〜22分程度ではなかろうか?

年内、冬場の荒川は練習には最適の環境:

12月末までの荒川は風も穏やか、水面のコンディションも良い最高の練習環境。加えて水温が下がる冬場は見ずも澄んで綺麗なので練習には最高のコンディションである。芋洗い状態の戸田コースを離れて、荒川で練習すれば練習効果もグッと上がる筈。但し、荒川では右側通行を遵守して、事故を起こさぬ様に注意しよう。

以上

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プロフィール

oyajisculler

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14年間のコーチ経験を経て、漕手に復帰した「おやじスカラー」

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