FCTニュース

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県造成の工業団地 朝日ラバーが白河に新工場

2006年02月27日 18:10

 県が白河市に造成した工業団地に、埼玉県に本社をおく企業が進出することになりました。
 白河市萱根の「工業の森・新白河」に工場を建てるのは、工業用のゴム製品を製造する「朝日ラバー」です。
 朝日ラバーは泉崎村に2つの工場を持ちますが、生産能力を増強させるため新工場を建設することにし、県と売買契約を結びました。
 朝日ラバーでは、ことし4月には新工場の着工に入り、10月からの操業を目指します。
 県が造成した「工業の森・新白河」は、7年前の1999年から販売を開始しましたが、進出を予定した企業が業績不振に陥るなどして、操業している工場はなく、朝日ラバーが操業第1号になる見込みです。
 ただ「工業の森・新白河」はまだ7割の土地が売れ残っていて、県では、引き続き企業の誘致に取り組むことにしています。

 

約250万年前のネコの仲間 日本初の化石が富岡町に

2006年02月27日 11:53

 富岡町の海岸から、およそ250万年前の大型のネコの仲間の化石が見つかりました。
 この時代のネコの仲間の化石が発見されたのは、日本では初めてとなります。
 こちらが、発見されたネコの仲間の歯や骨の化石です。
 歯の化石は長さが4.5センチほど。また、骨の一部は、前足が長さ16センチ、後足が長さ7.5センチで、幅はいずれも3センチほどです。
 この化石を見つけたのは、南相馬市鹿島区の平宗雄さんで、3年前に、富岡町の小良ヶ浜の海岸にあるおよそ250万年前の地層からこの化石を偶然見つけました。
 その後鑑定が進められ、今からおよそ250万年前の「新生代鮮新世」に生息し、絶滅したと見られる大型のネコの仲間の化石であることが確認されたということです。

 

遺失物の届出など 電子申請の受付開始

2006年02月27日 11:53

 落とし物の届け出などの手続きが、きょうから、警察に出向くことなくインターネットでもできるようになりました。
 県内で年間およそ2万7,000件ある落とし物の届け出は、これまで警察に出向いて手続きすることが必要でしたが、インターネットを使った「電子申請」が可能になることで、県民はより早く、より便利に手続きが進められるようになります。
 電子申請の受付時間は、県のシステムが稼動している午前8時30分から午後8時30分までです。
 その後、警察から直接、申請をした人に連絡をとり、申請事項の確認にあたるということです。

 

国公立大学の二次試験始まる

2006年02月25日 19:04

 国公立大学二次試験の前期日程試験が、きょうから始まり、県内でも3つの大学で受験生たちが難関に挑みました。
 福島大学は、去年、3つの学部が2学群・4学類に再編され、きょうは、このうちの人間発達文化学類と共生システム理工学類の試験に781人が挑みました。
 志願者数は、去年に比べてて2割ほど減り、それぞれの学類の志願倍率も人間発達文化学類で4点2倍、共生システム理工学類で2倍となっています。
 福島大学では、あす行政政策と経済経営の2つの学類の試験が行われます。
また、きょうは会津大学と県立医大でも試験が行われました。
 合格者の発表は、会津大学が来月5日、福島大学と県立医大が8日に行われます。

 

全日本スキー選手権 上村選手が三連覇

2006年02月25日 19:03

フリースタイルスキーのモーグル日本一を決める全日本スキー選手権大会がきょう、猪苗代町で開かれました。
トリノオリンピックではメダルに惜しくも届かなかった上村愛子選手も出場し圧倒的な強さで3連覇を飾りました。
大会には、国内の有力選手86人が出場しました。
注目されたのは、先日のオリンピックで5位入賞を果たした上村愛子選手らトリノオリンピックの代表選手たちです。
上村選手は、不満は残るとしながらもトリノでもみせた難度の高い回転技を決めて実力通りの強さで優勝。
★上村選手インタビュー
「あの自分のミスのない滑りってのがなかなかできなくて、やっぱりもっともっと努力しないといけないのかなと思いますけど」
 また、男子は、猪苗代町のチームリステル所属の上野修選手が、同僚のトリノ日本代表の附田雄剛選手を抑えて優勝しました。
 このコースでは来月5日にワールドカップの猪苗代大会が開かれることになっています。

 

喜多方市でラーメンフェスタ

2006年02月25日 17:11

喜多方市では、全国各地の有名ラーメン店の味が楽しめる「ラーメンフェスタ」が開かれ、大勢の人で賑わいました。
このラーメンフェスタは、「蔵のまち喜多方冬まつり」のメーンイベントとして開かれました。
会場には、釧路の味噌ラーメンや、熊本のとんこつラーメン、そして、鳥取のカニラーメンなど、全国的に有名な6つのラーメン店が店を出しました。
喜多方ラーメンは、昭和三十年代から、およそ四十年にわたって多くの市民に親しまれ、その後、閉店した店のスープを再現しています。
麺は、地元産の小麦を使い、のど越しがいい懐かしい味のラーメンとなりました。
訪れた人たちは、家族やグループで食べ比べをしたり、一人で2杯・3杯と各地のラーメンを味わったりと、ラーメン三昧の一時を楽しんでいました。
「ラーメンフェスタ」は明日も開かれます。

 

合格を祈願・会津美里町で文殊祭

2006年02月25日 11:42

 受験シーズン本番ですが、会津美里町のお寺では、『文殊祭』が開かれ、合格を祈願する受生や父母たちが訪れています。
 会津美里町の文殊院・清龍寺は、子供に知恵を授けるという「文殊菩薩」をまつったお寺で、毎年きょう二月二十五日の文殊祭には、およそ5万人が訪れます。
 きょうは、土曜日とあって朝八時ごろから地元だけではなく、県内外からも大勢の参拝客が訪れています。
 中には、来月に迫った高校入試の合格を願う中学生や大学入試まっ最中の高校生の姿もあり、力いっぱいに鰐口を鳴らして手を合わせたり絵馬に志望校を書き込んだりしては合格を祈願していました。

 

アクアマリンふくしまで“クリオネ”が人気

2006年02月25日 11:41

 いわき市の水族館アクアマリンふくしまでは、愛らしい「クリオネ」が人気を集めています。
 「クリオネ」は、流氷の下にいる体長が1センチから4センチほどの貝殻をもたない巻き貝の仲間です。
 アクアマリンふくしまでは、今月中旬に知床半島付近で海の生物調査を行ない、水深5メートルほどの所から、「クリオネ」を採取しました。
 「クリオネ」の体には「翼足(よくそく)」と呼ばれる1対の三角形の器官があって、この器官を羽ばたかせるように動かして泳ぐため、その姿は妖精のように見えます。
 訪れた人たちは、小さな妖精が泳ぐ姿を楽しんでいました。
 この「クリオネ」は、アクアマリンふくしま2階、オホーツクの海のコーナーに展示されています。

 

めざすは4年後の五輪 トリノ帰国組が登場

2006年02月24日 18:21

 もう次のオリンピックを目指して動き始めています。
 磐梯町のアルツ磐梯スキー場で開かれているスノーボードのジャパンカップ3日目、トリノを盛り上げた日本人選手が登場しました。
 男子スーパーパイプの準決勝には、予選を勝ち抜いてきた世界のトッププレーヤー37人が集まりました。
 全長120メートル、斜度16度のコースをすべり降りながら、両側にそびえるおよそ6メートルの壁を蹴って、ジャンプの高さや空中での回転技を競います。
 難度の高いジャンプに会場も盛り上がりますが、もっとも観客の目をひいたのは、つい10日ほど前には日本代表としてトリノオリンピックを沸かせていた、國母和宏選手や中井孝治選手らの滑りでした。
*國母和宏選手インタビュー
「調子は悪くなかったんですけど、ちょっと雪に食われちゃってスピードなくなってしまってダメでしたね。(トリノでは)今回と同じような細かいミスしてしまったんで本当今後の課題ですね」
*中井孝治選手インタビュー
「(トリノは)まだ自分の持ち味を全部出す前に終わっちゃったんでそこはくやしいですけど、まあしょうがないです」
*村上史行選手インタビュー
「(これからは)とりあえずずっーと滑り込んで練習して、そんな感じでいきます」
 メダルを期待されたトリノオリンピックでは、実力を出し切れずに予選で敗れてしまいましたが、日本のスノーボード陣は、次のステップに向けてもう気持ちを新たにしているようでした。
 きょうの大会では、トリノ組のうち唯一中井選手だけが勝ち残り、明日の決勝で、オリンピックでは果たせなかったナンバー1を目指します。

 

きょう地元に説明 福島駅前に舟券売り場計画

2006年02月24日 18:19

 JR福島駅の東口にあるビルに、競艇の舟券を販売する売り場=「ボートピア」が進出する計画が持ち上がり、地元の関係者に対し、きょう、施設の概要などが説明されました。
 「ボートピア」は、競艇の舟券を販売する施設で、県内では、8年前の1998年、玉川村に「ボートピア玉川」がオープンしています。
 今回「ボートピア」の進出が計画されているのは、JR福島駅の東口にある商業ビルで、売り場には、4階と5階があてられます。
*説明するビルオーナー
「できれば、もうかった方は、この近辺で食事をするなり一杯飲むなり…」
 年間300日を超える舟券の販売には、1日およそ530人の来場が見込まれていて、売り上げの1%、予想では、年間およそ3千万円が福島市に入ります。
*参加者インタビュー
「私は出来ていいと思いますよ」
 そして、一方では、市街地に、場外舟券場が、できることに市民の反応もさまざまです。
*市民インタビュー
「そういうものは、ないほうが、いいんじゃないですか。もっと、別のことで、活性化考えてもらいたいです」
 「ボートピア」を設置するにあたって、国は、地元の自治体や自治会の同意を条件にしています。
 駅前はまちの顔でもあるだけに、地元の自治会では、慎重に話し合いを進め、来月にも結論を出すことにしています。

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