「精神に障害を持つお父さんやお母さんと暮らしている子どもってどんな風に生活しているのだろう…。
誰にも相談できないし、困っているんじゃないだろうか…」
そんな疑問から、子どもたちの生活状況を把握して、子どもたちのニーズに合った支援プログラムを考えよう!と発足したのが、精神障がいの親と暮らす『親&子どものサポートを考える会』です。
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《親&子どものサポートを考える会の取り組み》
サポート・グループ
特定の悩みを持つ同じ立場の者同士が集まり、語り合うことで効果があると言われる 《サポート・
グループ》 を展開しています。
ここでは私たち専門家がファシリテーターとして入り、対象者の方々が「安心して思いを語れる場」や
「知識や情報」を提供しています。同じ境遇にある者同士が集い、語り合う 《サポート・グループ》 は、
自分が感じてきた思いは、「抱いてはいけない感情ではなかったんだ」、「自分だけじゃなかったんだ」
と感じることができ、“孤立し、自責的になっている自分自身を認める機会”になると考えられます。
現在、20歳以上の子どもを対象としたグループを展開しています。 興味を持たれた方は、ご連絡
ください。
グループは、思春期〜20歳の子どもを対象としたグループ、障がいを持ちながら子育てしている親を
対象としたグループへと発展させていく予定です。
子どもグループと親グループを同時並行で行い、ファシリテーターが両グループを橋渡しすることで、
両者のコミュニケーションを良好にすることができると考えています。
講演会の開催と啓蒙活動
精神障がいの親と暮らす子どもの現状を多くの方に知ってもらおうと、精神に障がいのある親との
生活経験などを語る講演会を1回/年のペースで企画しています。
第1回講演会は130名(スタッフを含む)の方に参加していただきました。 H23年2月には、2回目の
講演会を企画しています。⇒ 第2回講演会のご案内
また、精神障害の親と暮らす/暮らした経験のある子どもへのインタビューで明らかとなった “子ども たちの現状”
やそこから考えられる “支援とその必要性” を関係機関や広く社会に対して伝える啓 蒙活動に取り組んでいきたいと考えています。

ホームページによる情報の発信
“精神医療に関する情報が知りたい”、“子どもの立場の情報が欲しい”、“同じ境遇の仲間とつなが りたいけどグループに参加する勇気がない”という人のために、ホームページを管理・運営しています。
このホームページを活用して、子どもの立場でわかりやすい情報を発信し、仲間とのつながり・情報 交換の場を提供していきたいと考えています。
mailto:tsuchida.p@oyakono-support.com
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